ゴルフのルールに関する珍しいニュースいろいろ(松山選手活躍の裏で)

先週末、ゴルフで一番のニュースといえば、やはり松山英樹選手でしょうか。
2位に7打差をつけてのブッチ切り優勝でしたね。
そしてその裏では、ルールに関する少し珍しい(面白い?)ニュースがありました。

投げたボールが池ポチャで2打罰

先週土曜日(2016年11月12日)、女子プロゴルフのトーナメントで珍しいニュースがありました。

いま人気上昇中の松森彩夏プロ。

あるホールで、ボールを拭いてもらうためにキャディさんに投げ渡したところ、ボールがそのまま池に落ちてしまいました。

キャディさんは池に入って(濡れながら!)ボールを探しましたが見つからず。

結局、松森選手は別のボールでプレーを再開し、2打の罰を受けることになってしまいました。

【ルール】
OBやロストボールなどなどでボールが無くなった場合を除き、そのホールの途中でボールを交換できない。

ボールが見つからず、ホールの途中でボールを変えたことにより、このルールに抵触したということになるようです。

ちなみに、この試合で松森選手は、「-4」のスコア(21位)で賞金88万円をゲットしました。
「もしも」この2打罰がなく「-6」だったなら、10位で160万円くらいの賞金をもらえていたようです。

ちょっとした一瞬の不注意で80万円…

一般人の感覚ならかなり悔やまれますね。

ルールの適用間違いで68打罰

続いて上原彩子選手。

上のハプニングの前日(2016年11月11日)、ローカルルールの勘違いで68打罰となってしまいました。

当日は雨などによりコースの状態が悪かったようで、一定の場所では「ボールを拾って拭いていい」というローカルルールが適用されたとのこと。

で、「拭いたらボールをそのままの位置に戻す」ことが条件にもかかわらず、「拭いたあと1クラブの長さの範囲内にボールを置くことができる」ルールと勘違いしてしまったようです。

結局、15ホールの19箇所で違反があり
・誤所からのプレー:19箇所×2=38打罰
・スコアの誤記:15ホール×2=30打罰
で、合計68打罰となってしまいました。

上原選手が普段プレーしている米国ツアーでは、このような場合(ボールを拭ける場合)、1クラブの長さの範囲内に置くことができる」というのが、一般的なようです。

今回はそれと同じルールだと思い込んでしまったことが直接的な原因だったようです。

競技を意識するなら他人事ではない?

上で紹介した2件のハプニングは、比較的珍しいケースかもしれません。

実際、一般ゴルファーであれば、
・キャディに拭いてもらうためにボールを投げ渡す。
ということはあまり無いかもしれません。

ただし、将来的になんらかの形で競技ゴルファーを志すようであれば、このようなニュースも頭の片隅に入れておく必要がありそうです。

どちらも
・もう少し注意深く行動していれば。
・きちんと確認しておけば
防ぐことができたものです。

競技の場合、「知らなかった」や「ちょっとした不注意」でも、その失敗ははっきりと順位に表れてしまいます。

もしかするとその罰打が、予選落ちと予選通過の分け目になるかもしれません。

そのようなことを避けるためにも、普段から少しずつでもルールを意識しておくことが大切だと再認識しました。

たとえプライベートのゴルフだとしても、「本来だったからどのようなルールになるか?」を意識しながらプレーしてみるのも良いのではないでしょうか。

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【編集後記】

この週末は母校野球部の100周年記念に参加しました。
それにしても大学生がみな若い(当たり前)ことに驚き、10代の学生がお酒を飲んでいないことにも驚き(これも当たり前!)。
お世話になった監督や先輩、それから同期や後輩とも久しぶりに会うことができ、楽しい時間を過ごすことができました。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

赤札屋 四谷店

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