ゴルフ場利用税は継続の見通し。その理由は！？

ゴルフ場利用税が2017年度も継続される見通しというニュースが流れてきました。

ゴルフ場利用税は来年も継続

ちょこちょこと話題になっても結局実現しない「ゴルフ場利用税の廃止」問題。

2017年税制改正でも廃止されることなく、存続することが決まったようです。

YOMIURI ONLINEの記事によれば、
「自民党税制調査会が非公式の幹部会議を開いて継続することを決めた。」
らしいです。

詳しいプロセスが分からないので何とも言えませんが、それなりに影響を受ける人が多いにもかかわらず、「非公式の会合」で決まってしまうことにやや違和感を覚えたりもします。

ニュースの表現の仕方だけの問題かもしれませんので、なんとも言えませんが。

廃止されずに継続される理由

継続される理由として、ニュース等で取り上げられているのが
・廃止した場合に代わりとなる財源が見つからない。
・地方自治体の反発が強い。
といったあたりのことです。

冗談かと思うくらいの理由で、「本当にそんなことが理由になるの？」とちょっと驚きます。
本来どうあるべきかの議論がされているのかどうか、ネットニュースでは伝わってきません。

「すでにその税金を受け取っている側が困るから廃止できない」なんていうことが本当に主な理由だとしたら、この先もずっと廃止できないだろうと思うのは私だけではないはずです。

ちなみに、私自身はなぜゴルフ場利用税が取られるのか理解できませんが、真っ当な理由が説明できるなら、仕方ないかなと思ったりもします。

少なくとも「無くなったら地方自治体が困るから」なんていうのは、あるべき姿への主張が無さすぎて泣けてきますね。

少額でもそこそこの金額になるゴルフ場利用税

こんなことを書いていても、所詮、１回で1,000円程度の話しではあります。

税金とゴルフ～税理士業務とはあまり関係ありませんがゴルフ場利用税を簡単に確認しました

ゴルフ場利用税、ゴルフをしたことがある人は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 私自身、いまいち理解していなかったので、一度くらい...

www.shiono-zei-blog.com

ただし、年間20回ラウンドする人からすると年間で20,000円ですからゴルフ１回分くらい。
バカにならない金額にはなります。

もっと頻繁に行く人であれば、当然もっと金額は膨らみます。

ちなみに廃止を巡る議論においては、
・文部科学省・・・廃棄すべき
・総務省・・・継続すべき
という立場になっているようですね。

結果として、当面、ゴルフ場利用税を負担し続けるのが「決まり」だとしても、
その結論に至った経緯、理由はもう少し明確にしてほしいなと感じています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【編集後記】

自宅や職場で、書籍や書類などの整理をしました。
ついつい眺めてしまって時間がかかるパターンに陥ってしまったことは反省ですが、
時間をかけただけあって？、だいぶスッキリして快適になりました。

【昨日の１日１新】
＊「１日１新」とは→詳細はこちら

ブックオフ買取