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経理のミスが多いと悩む前に考えること。間違いがあってもいいんじゃない!?

qimono / Pixabay

経理のミスが多いと悩んでいる方は結構多いのではないかと思います。

ただ最近では、「別に間違えてたっていいんじゃない!?」と感じています(本心で)。

当事者なら気になるのが経理のミス

仕事をしている人であれば、ほとんどすべての人が「自分の仕事でミスはしたくない」と考えているのではないでしょうか。

特に、経理業務など数値を扱う仕事は、ミスがミスとして分かりやすいので、当事者であれば気になるところでしょう。

経営者が「うちの経理はチョコチョコとミスがあるんだよな」と思っていたり、経理担当者自身が「自分はミスが多いんだよな」と思っていたり。

経理担当者でも真面目な人や責任感がある人ほど、ミスが気になるのではないかと思います。

ただ、最近、客観的な立場でいろいろな会社の経理を見る機会が増えるにつれて

別にミスがあってもいいじゃん!

と感じることが多くなりました(自分自身もミスをするから、というわけではなく・・・)。

・勘定科目を間違えてしまった。
・入力すべき仕訳を入力し忘れてしまった。
・金額の入力を間違えてしまった。
など、経理業務に関する間違いはいろいろあります。

なかには「間違えてしまいました・・・」とかなり深刻な表情で相談され、何事かと思ったら、非常に小さな間違いだった、なんてこともあります。

当事者だと間違えるのは気持ち悪いですが、客観的に見てそれほど重大なミスでなければ、「まあ仕方ない」という割り切りも、ある程度はOKなのではないかと思っています。

ちなみにこれ、上場会社など
・ミスがミスとして流出しないように気をつけるべき会社
・そのための対策をガッチリと講じている会社
の場合だと、「仕方ない」で済ませてはいけないケースもありますので注意が必要です。
(結果的には、そのような会社は許容されるミスの範囲もそれなりにあるわけですが。。。)

できれば避けたい経理のミス

前述のとおり「ちょっとしたミスであれば大した問題ではない」とは思っていますが、なかには、できれば避けたいミスもあります。

それは外部(社外)に影響を及ぼす可能性があるミスです。

・仕入先に支払う金額を間違えた。
・支払処理を忘れていた。
・財務諸表に大きな影響があるミス。
・納付する税額が変わってしまうミス。
などは、外部に影響を及ぼしますので、できれば避けたいところです。

また資金繰り表の間違いなども、経営に影響を与える可能性がありますね。

逆に、例えば「勘定科目を間違えてしまった」というのは、財務諸表に若干の影響を与える可能性があるくらいで、それほど大きな問題にならないことも多いのではないでしょうか。

大切なのは「何が目的なのか?」を意識すること

「経理のミスが多い」と悩む前に考えたほうが良いのは

「なにが目的なのか」を意識することが大切

ということです。

例えば、次のような「目的を達せられる範囲」内のミスなら、ただ直せばいいだけなんじゃない?と。。。

・正しい財務諸表を作ることを目的と考えれば、「正しい」の許容範囲
・経営判断に使用する資料の作成であれば、その判断に影響を与えるレベルの金額基準
・税金申告には必要な項目でも、納付税額に影響を与えないもの
などなど。

もちろんミスが起こらないようにすることは大切ですが、

・ベースとなる目的を忘れて
・必要以上に細かく管理しようとして
・結果として間違えてしまう。

なんて、誰にとってもハッピーなことではないとも思うわけです。

いろいろな方と話しをしていると、「間違えると税理士に怒られる」なんて声を聞くことがあります。

税理士にはそのような雰囲気が漂っているのか、本当に怒る人がいるのか、どうなのか分かりませんが。

私自身では、税理士として関わる会社で間違いを見つけた場合には

・その間違いを指摘することが目的ではなく
・何が事実なのかを確認し
・間違いがあれば、粛々と修正すればよい

という意識が強いです。
(自分が間違ってもOK、と安易に考えているわけではありませんので、念のため。。。)

あとは再発防止策として
・なぜミスが起こったか。
・なぜミスを発見できなかったか。
を確認しながら今後の対策を一緒に考えたほうが、会社にとってプラスになるのではないかと考えています。


【編集後記】

この時期の税理士らしく(!?)確定申告がらみの業務をどっぷりとこなしました。
普段とは気をつかうところが違ったりするので、これはこれで疲れるなと。。。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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