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心が滅びるよ!とは松下幸之助さんの言葉。「忙しい」を理由にしないように。

TeroVesalainen / Pixabay

できる限り「忙しい」とは言わないように気をつけているつもりです。
それでもついつい「忙しくて」と言いたくなってしまうことがあるのですが。。。

「忙しい」を理由にしないように

「忙しい」という言葉は必ずしも悪い意味ではありません。

仕事でも、「暇」よりは「忙しい」ほうが良いと感じる方が多いでしょう。

ただ、私自身はできる限り「忙しい」という表現は使わないようにしたいと考えています。

「忙しい」と聞くと余裕がなさそうな印象を受けますし、「じゃあ今は声を掛けるのをやめておこう」と思ったりもします。

自分が逆の立場でそのように思われたくないという思いもあります。

とはいえ、自分の時間とやるべきことを比較した場合に、いわゆる「忙しい」状態に陥ることが避けられないことがあります。

そのようなときには、せめて「やらないこと」「できないこと」を忙しさのせいにすることはやめようと考えています。

たとえば
・忙しいから〇〇ができない。
・忙しいから〇〇をやらない。
・忙しくなくなったら〇〇する。
のような発言、考えです。

松下幸之助さんの「心が滅びるよ!」

松下幸之助さんの元で長く働いていた木野親之さんという方の本を読んでいて、松下幸之助さんの次の言葉を見つけました。

忙しい忙しいと言っていては、心が滅びるよ

このように松下幸之助さんは仰っていたそうです。

「心を亡くす」と書いて「忙」という字になるとはよく聞きますね。

同じようなニュアンスだったのだろうと思われます。

松下幸之助さんの解説か木野さんの解釈かは分かりませんが、本のなかでは、次のような内容の補足がされています。

・時間だけは、誰にでも平等に与えられている
・時間に追われて、忙しい忙しいと言っていると、生産的な前向きの気持ちまで滅びてしまう
・時間に縛られる人生ではなく、時間を生かす人生でありたいと願えば、心に余裕が出てくる

落ち着いているとき、余裕があるときに読めばよく理解することができます。

ただ、「忙しい」状態になったときにこのような考え方を持つことができるかどうか、がポイントになるのだと思います。

コントロールすることが大切

忙しいと言わないように気をつけていても、物理的に「忙しい」状況であれば、余裕はなくなってしまうでしょう。

「心を滅ぼさない」ためにも、やはり入り口の段階で、ある程度ボリュームをコントロールすることが必要になるのだと思います。

それを見える化するために、スケジュール管理ツールを利用したり、スマホのタスク管理アプリを利用したりしています。

自分なりの時間管理方法、時間管理術を長続きさせるためには、勝ち負けを意識することが有効だと感じています。 時間管理で勝ち負けを意識するよう...

そう言えばつい最近まで、税理士業界は繁忙期だったこともあり、いろいろなところで「繁忙期ネタ」を見かけました。

本当に忙しかったとしてもそれを感じさせずにサラッとこなしているほうがカッコいいのになと思ったりもしますが、いかがでしょうか。

ちなみに私自身、最近ゴルフの練習を少しサボり気味になっていました。

「忙しくて」と言い訳したくなる気持ちをおさえて、しっかりとコントロールできなければカッコ悪いですね。。。


【編集後記】

昨日から花粉症の症状が悪化しています。
この調子だとそろそろ薬を考えないといけないかも?と思い始めています。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

ゴルフ練習場で初めて利用する打席