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「おせっかいおじさん」封印は是か非か?〜歩きタバコの高校生を見かけて〜

JCamargo / Pixabay

先日、駅から歩いて帰る途中、すぐ目の前を男子高校生(一見真面目そうに見える)が制服を着たまま歩きタバコをしていました。

歩きタバコの高校生

歩きタバコ高校生を見かけたのは、夕方5時頃、駅から自宅に歩いて帰る途中でのことでした。

信号待ちをしていると、ふとタバコの匂いがしてきたので、その方向をみると男子高校生が制服を着たままタバコを吸って(手に持って)いました。

私自身、10年以上前はヘビースモーカー(禁煙セラピーのおかげで禁煙に成功)でしたので、タバコを吸うこと自体は否定しません(個人の嗜好の問題なので)。

また、タバコを吸う人と一緒にいて、その場でタバコを吸われてもあまり気になりません。

ただ、歩きタバコだけはやめるべきだと思っています。

絶対に煙を吸いたくない人もいますし、子供や赤ちゃんが近くにいることもあるでしょう。

ということもあって、歩きタバコの煙に反応したところ、結果的にそれが高校生だということに気づいたのでした。

「おせっかいおじさん」になるべきだったのかどうか

そのとき、私自身が取る行動の選択肢としては、次のようなものがありました。

  1. 高校生なんだからタバコを吸わないように注意する(モラル、ルール)
  2. 歩きタバコはやめるように注意する(条例違反、周囲への迷惑)
  3. 面倒なので、煙がこない位置に移動して無視する(かかわらないほうが得策)

1から3に、徐々に「おせっかいおじさん指数」は下がっていきます。

信号待ちをしていたほんの数十秒ではありましたが、かなり葛藤し、結果としては3(無視する)に落ち着きました。
周囲には、気にしているか気にしていないか分からないようなおじさんばっかりだったということもあり。。。

「おせっかいおじさん」になるべきだったのかどうか、いまだに正解は分かりません。

ふと思い出した昔の記憶

無視することに決めて歩きながら、20年以上前の大学生の頃の記憶がよみがえってきました。

当時利用していた電車には、灰皿が用意されていて、地方の区間(都心から1時間半くらい?)では、喫煙することができました。

ある日電車に乗ると、目の前で高校生2人組がタバコを吸いはじめました。

すでに禁煙区間になっていますので、注意することにしました。

私:もうここは喫煙OKの区間を過ぎてるから、タバコやめなよ。
高校生:あっ、すみません・・・(と言いながら2人ともすぐに灰皿に捨てました)

こんな会話をしたことを友人に話すと、反応はいろいろでしたが、

だいたいこんなパターンに分かれていたように記憶しています。

自分自身の基準としては
・禁煙区間でタバコを吸われたら周囲(自分を含めて)が迷惑。
・高校生がタバコを吸って身体を害したとしても、自己責任だからそこは自分には関係ない。
というものでした。

大切な相手には「おせっかいおじさん」に

「おせっかいおじさん」を封印するかどうか。

これは本当に人それぞれ、考え方が分かれるところですので、これが正解というのはありませんし、他人に押し付けたり押し付けられたりするものでもないとは思います。

自分の中では、

・自分が大切に思う相手に対しては「おせっかいおじさん」を貫く(迷惑がられても!?)。
・それ以外は、おせっかいしてもお互いハッピーではないので、「知らねっぷりおじさん」。

こんなスタンスで仕事に取り組んでいければいいかなと考えています。


【編集後記】

昨日から税理士試験が始まりましたね。
「昔ツラかったことも、時間が経つと良い思い出に変わる」ことが多いかもしれませんが、税理士試験だけはそうならないようで。。。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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