「もっと早く相談すればよかった!」と言わないため、言われないために心がけていること

「もっと早く相談すればよかった!」と言ったり思ったり、あるいは誰かから言われたり、というのは多くの方が経験していることではないかと思います。

自分が言われないために

つい最近、「なんだ、それならもう少し早く相談しておけばよかった。」と言われた出来事がありました。

それは、自分では何度も経験したことがある業務ですが、その方にとっては初めての業務。
初めてということもあり、結果的に手間のかかる方法を選択していたというケースでした。

「一声かけてもらえれば、フィーが発生することもなくお手伝いできたのに残念…」という印象でした。

その方からすると、そのような内容のことを聞いたり手伝ってもらっていいのか?、判断がつかなかったのかもしれません。

その意味では、きちんと判断してもらえるような伝え方をしていなかった(伝わっていなかった)こちらにも原因があるのかなと少し反省もしました。

どんなことであれ、相手から
・もっと早く相談すればよかった。
・もっと早く言ってくれたらよかったのに。
などと言われないためには、

自分がやれること/やりたいことをできるだけ明確に相手に伝えておく(知ってもらう)

ということが大切だと改めて認識しました。

自分が言わないために

では逆の立場で、「早く相談や質問をすればよかった」と言ったり思ったりしないためにどうするか?

先日弥生給与のソフトを使っていて、設定で分からないことが出てきました。

弥生は比較的マニュアルが充実しているのでいろいろと探してみましたが、それでも見当たりません。

時間もなかったので早々に諦めてヘルプデスクに確認したところ、マニュアルには載っていない特殊なケースだったことが分かりました。

もしも問い合わせずにもっと粘ったり、試行錯誤していたら、時間を大きくロスしていたかもしれませんので、

自分自身もそうなのですが、分からないことがあった場合に、自力で解決したときの充実感が忘れられないということはないでしょうか?

この「自力で解決することにこだわり過ぎる」というのが問題の1つなのではないかと。

「なんでもかんでも聞いていたら成長しないし覚えない」ということは当然ありますね。

ただし、いくら考えても分からないことがあるのも事実なわけです。

非常に難しいところではありますが

・自力で解決することを喜びにしない。
・効率を意識(優先)して行動する。
・聞くべきか、自力で解決すべきかの選択では、目利きを意識する。

ということを心掛けるだけでもかなり違った結果になるのではないでしょうか。

それでも相談するかどうかの判断に迷ったら

それでも相談するかどうか、質問するかどうかを迷った場合には、自分なりの基準を持っておくことがオススメです。

基準は人それぞれ、置かれた環境で考えれば良いと思いますが、次のような場合には積極的に相談(質問)してしまうという基準もアリではないでしょうか。

・有料のヘルプデスクなどに加入している場合
・相談や質問することが当然含まれているサービスを受けている場合(顧問税理士等もここ)
・時間をかけても自力では解決できない自信がある場合
・調べ始めて、考え始めて15分経っても、解決への糸口が見つからない場合
などなど。

ちなみに、「無料だから」といって、少し調べればすぐに分かるようなことまで相談(質問)するのはやり過ぎかもしれません。

最初のうちは「こんなことを相談してしまっていいのか?」などと考えることがあるかもしれませんが、徐々に目利きできるようになっていけばそれで良いのではないかと考えています。


【編集後記】

9月〜11月は自分のなかで業務が忙しい時期です。
「忙しい」とは書かないようにしようと思ってはいるものの、着実に突入しつつある「時間の確保が難しい」時期。
こんなときだからこそ、何を削るか、決めなければいけません。。。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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