やりたいこと・やるべきことがあるなら、「まずは15分」「とりあえず手をつけておく」ということが大切だと感じています。
やりたいこと・やるべきことがあるのに手をつけられない!?
「やりたいこと」や「やるべきこと」があるのに、なかなか手をつけられず、モヤモヤしているという人は結構多いのではないでしょうか。
「仕事上、やらなければならないこと」であれば、やらざるを得ないと思いますが、
・やりたいこと
・やったほうがよいこと
・(本来なら)やるべきこと
など、「やらなければならない」というような義務ではないものについては、ついつい後回しにしてしまう、というやつです。
日々、目の前のことに追われているだけで時間が過ぎていくときにはそんなことすら感じる余裕がないかもしれません。
ただ、ふと
このままでいいのかな?
とか
本当はこんなことがやりたいのにな・・・
と感じるようになると、「手をつけられていない」ことがストレスになったりもします(私自身もちょこちょこと・・・)。
で、そんなときに使える「良い言葉」を紹介したいと思います。
まずは15分。
まずは15分。
これは、私がキャッシュフローコーチ養成塾に通っていたときに、和仁達也さんが仰っていた言葉です。
キャッシュフローコーチとはこちら。
https://www.jcfca.com/
なにかをやろうと思ったとき、たとえば
・やるべき課題があるとき
・自分の考えを整理したいとき
など、
・手をつけたいけどちょっと重いな
とか
・それなりにまとまった時間を確保しなければいけない
などと感じたときにでも、まずは15分でいいから取り掛かってみましょう、というのが「まずは15分」というものです。
で、15分やってみてそこで止めてもいいですし、調子が出てきたらそのまま続けてもいい、ということです。
とりあえず手をつけておくと、
自分の頭のなかにアンテナが立ち、その後、アイデアが浮かびやすくなる
というメリットがありますし、
忙しくても15分ならできるよね!
となります。
自分でも「手をつけたいけど・・・」と思いながら逃げそうになるとき、「まずは15分」と言い聞かせています!?
布袋寅泰さん「時間がないときに大体でいいからやっておく。」
先日の日経新聞で、ギタリスト布袋寅泰さんの時間のやりくりに関する考え方に触れられている記事がありました。
作詞家の岩里祐穂さんが書いた「交遊抄」です。
・以前、今井美樹さんとの打ち合わせで自宅を訪ねた
・打ち合わせ後、布袋さんがホームビデオを見せてくれた
・お子さんが2、3歳のころ、まだスマホがなかった時代のもの
・家族の海辺での楽しい休日風景は、映像も音楽も見事に編集されていた
という出来事があったそうです。
で、超多忙な布袋さんになぜそんな時間的余裕があるのかを不思議に思って、時間のやりくりについて尋ねたところ、布袋さんからのコメントが次のようなものだったらしいです。
人は、時間のあるときにきちんとやろうと思うからなかなかできない。時間のないときに大体でいいからやっておくと、とりあえず物事は前に進んでいくよ。
この言葉が大いなる助言として強く残ったと書かれていました。
忙しくしながらでもしっかりと成果を出している人って、やっぱりこれなんだね・・・と非常に印象に残りました。
細切れ時間を有効に使いたい(自戒をこめて)
・まずは15分
・時間のないときに大体でいいからやっておく
に共通しているのは、どちらもとりあえず手をつけておこう、最初から完璧に仕上げることは想定していない、ということです。
たとえば
・少し重い課題、緊急でないけど重要な課題がある
・やるには1時間以上はかかりそうだと思っている
という状態で、目の前にすきま時間の15分があるとき、そこに手をつけられているかどうか。
長い目でみると大きな差になってくるのだろうと思います。
私自身、いまだに完璧になどできていない場面があり、自戒をこめて、ということになりますが、
「まずは15分」
という言葉を持ったおかげで、以前よりはかなり改善できていると感じています。
やるべきことはあるけど、なかなか手をつけられない・・・
と感じている人は、「まずは少しだけ」でも手をつけてみる、ということから始めてみるとよいのではないでしょうか。
【まとめ】
・忙しい人ほど細切れ時間を有効活用することが大切
・細切れ時間、すきま時間にちょっとだけ手をつけてみることで仕事は進む
・「まずは15分」など、自分なりの言葉を持っておくと良い
【編集後記】
10年以上前に何を考えていたのか、たまに思い出してみるのもいいですね。
*「1日1新」とは→詳細はこちら
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