「熱い想い」と「冷静な分析」が周囲を動かす。とあるプレゼンを聞いて感じたこと。

先週、ある経営者の方の熱いプレゼンを聞く機会がありました。

とある会合にて

先週、会員になっている日本キャッシュフローコーチ協会のイベントで、中部地方で行われた会合に参加してきました。

日本キャッシュフローコーチ協会
https://www.jcfca.com/

そこでは、ある経営者の方のプレゼンを聞く機会がありました。

内容は
・会社の現状
・今後、会社がどこをめざすのか
・会社がどうなりたいか
・従業員の待遇をどうしたいか
・そのために何をするのか
といったあたりのこと。

その会社のことや経営者の方については、それまではほとんど存じ上げておりませんでしたが、そのプレゼンの内容にかなりひきこまれていることを感じました。

「熱い想い」がひしひしと伝わってきたからです。

「熱い想い」と「冷静な分析・仮説」が周囲を動かす

プレゼンの内容については触れにくいので、ざっくりとになってしまいますが、

・会社が行っている事業の概要
・業界内での位置付け(シェア)
・過去から現在に至るまでの売上等の財務数値(売上〇〇億円突破!)
・5年後の数値目標(売上〇〇億円に挑戦!)
・そのときの従業員の方々の給料は、いわゆる大手企業よりもかなり良い!

などについて、かなりリアルな数値も含めて説明していただきました。

見出しだけだと「熱さ」が伝えにくいのが残念ですが、
・プレゼン資料
・プレゼン内容(言葉、雰囲気)
からもひしひしと「熱さ」が伝わってきました。

さらに「熱さ」だけではなく、
・目標の数値化
・目標達成のイメージ(こう考えると目標が達成できるのでは?)
も明確になっていました。

あとは具体的な方法論に落とし込んでいくだけ。
というところまできていた印象です。
(もちろんそこが、かなり難しくて厳しいところなのですが・・・)

私のような部外者が聞いても
・熱いな!
・面白そうだな!
・なんかやりそうだな!
と感じるくらいですから、

・もっと近くで関わっている人
・経営者ご自身
・従業員の方々
などは、かなりワクワクしながら仕事に取り組むことができているのでしょうね。

単に「熱い」だけでなく、冷静に分析し、仮説を立て、ということができているからこそ、周囲を動かすことができるのだろうと感じながらプレゼンを聞いていました。

エッセンスは取り入れられる(はず)

今回、プレゼンを聞いていて素晴らしいと感じたのは、次のものが分かりやすく説明されていたからです(定石通りといえばそれまでですが)。

・現状の明確化(現在地の定量的な把握、数値化)
・明確なビジョン
・高い目標(ただし、数値を分解、細分化することでリアリティをもたせる)
・目標達成のための足がかり、考え方のヒント
・目標達成後に得られるもの(待遇面なども)

頭では分かっていても、なかなか高い目標が立てられない。
とか
単に目標を定めただけでリアリティがない。
とか
目標達成後に何が待っているかを従業員に示すことができない。
など、実際には難しいことが多いとは思います。

ただし、どんな会社、事業、組織であっても、前述したようなものの考え方、エッセンスは取り入れることができるはずです。

まずは、普段からこのようなことを意識できているか、振り返ってみるとよいですし、そのために客観的に見てもらう必要があると感じれば、外部の力を借りてもいいかもしれません。

精神論のようになってしまいますが、そもそも「熱い想い」がなければ厳しいですし、「熱い想い」と「冷静な分析・仮説」があるからこそ、周囲を動かすことができるのではないか、と改めて感じました。

【まとめ】
・熱い想いが伝わってくるプレゼンは、初見・部外者でも心が揺さぶられる。
・ただし、「熱さ」だけでなく「冷静さ」も必要。
・高い目標を設定し、達成後のイメージを共有することが大切。


【編集後記】

昨日は、19時過ぎに外出先から戻ってからは仕事をしないと決め、ジャイアンツ戦をテレビ観戦していました(菅野投手が今季初完封)。
野球のテレビ観戦=>食事=>読書=>就寝
という時間の使い方は久しぶりな気がして、これはこれでいいかも?と感じました(普段は食後に「仕事」が入ることが多いので)。
 
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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