税金のことについて知りたい、調べたいと思ったときにどこでどのように調べるか?
分かりやすいかどうかは別として、国税庁ホームページのタックスアンサーを確認してみるのも良いと思います。
税金について調べたい!
事業をおこなっていると、
・税金について知りたい
・税金について調べたい
・税金について誰かに聞いてみたい
と思う場面が多くあるのではないかと思います。
また、事業(法人や個人事業)だけでなく、普段の生活のなかでも、所得税や相続税のことなど、知りたいと思うことは多いでしょう。
年末のこの時期だと、ふるさと納税や年末調整のことなどもあると思います。
このように、税金に関する疑問があって「知りたい」「調べたい」と思ったときに、どのような方法があるでしょうか。
*とりあえずググってみる。
手っ取り早いので、まずはググってみる、という人は多いと思います。
便利で早い一方、
・情報が断片的
・情報の出どころ、信憑性が??
・自身への当てはめが可能なのか不明
・信頼性がイマイチかも?
なんていうこともあり、あくまでも参考程度ということもあるのではないかと。
*詳しい人に聞いてみる。
ググってみても判断できない場合、結局は「誰か詳しい人に聞いてみる」ということになります。
ただし、
・こんなこと聞いてもいいのかな?
・なんとなく聞きにくいな・・・
など、それはそれでハードルが高かったりもします。
そんなときには、
・自分で調べることができる
・信頼性はある
・自身への当てはめについては検討が必要
というツールとして、国税庁のタックスアンサーを利用してみるのも良いと思います。
国税庁のタックスアンサー(よくある税の質問)
国税庁のタックスアンサーは国税庁ホームページに用意されています。
タックスアンサー(よくある税の質問)https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/index2.htm
ここでは科目別に検索することができるようになっています。
・所得税
・譲渡所得
・相続税
・贈与税
・財産の評価
・法人税
・源泉所得税
・消費税
・印紙税、その他の国税
・法定調書
・課税に不服なとき
・国税のお知らせ
・災害を受けたら
・Information about Income Tax
・Notification of National Tax
・Information about Inheritance Tax and Gift Tax
こんな感じで分けられていますので、自分が知りたい税目を選び、その中でさらに細かく設定されている項目を選んでいくことになります。
項目別に内容を確認することができるので、辞書的に使用するには便利です。
ただし、税法の規定よりはかんたんな言葉で書かれているものの、それなりに文章が多くて分かりにくいな・・・と感じることも。
また、一般的な考え方が書かれているだけなので、解釈(自分が知りたいケースにあてはめたら、どのように考えるべきか?)はあくまでも自己責任ということになります。
字面だけでは判断できないことも多いですが、それでもここに書かれていることに間違いはないので、安心して使うことができるのではないかと思っています。
あたりをつけておいてから、聞きたいことを専門家に確認する
税理士などに相談する場合、できるだけ具体的に質問することができれば、より詳しく、知りたい情報を得られることが多くなります。
例えば
・役員報酬について注意することを教えて!
・交際費とは?
・タックスヘイブンって何?
と聞いた場合、通り一遍のことは教えてくれるはずです。
ただし、ピンポイントで知りたい情報を得られるかというと、質問がざっくり過ぎて厳しいかもしれません。
そうではなく、
・取締役A氏に対して
・業績好調かつ貢献度合いが大きいので期中に報酬を増額したい
と考えているが、
・タイミングや金額について注意すべきことがあるか
・税務上のリスクがあるか
・リスクを避けるために何を検討したらよいか
を教えて!と伝えれば、かなり詳しい説明をしてもらえるのではないかと思います。
タックスアンサーでどこまで具体的に内容を理解できるか?という問題はありますが、
・とりあえず、ある程度のあたりをつけておく
・そのうえで、聞きたいことや知りたいことをできるだけ具体的に整理してから確認する
ということができると、税理士などの専門家をある程度うまく使えるようになるのではないでしょうか。
【編集後記】
週末は年内最後、打ち納めゴルフに行ってきました。
ほどよい緊張感のなか、後半のハーフはそこそこうまくスコアをまとめることができてなんとか30台、とりあえず気持ちよく年を越すことができそうです!?
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
魚枡 はなれ