自分が提供できることのベースになるのは「経験」〜まずは手持ちのカードを増やすこと〜

仕事を通じて自分が貢献できること、お役に立てることは何なのか?
税理士であれ、会社員であれ、そのベースになるものはやはり「経験」だと考えています。

自分がやってきたことはすべて経験として活かすことができる

多くの場合、自分がやってきたことは、経験としてそれ以後の仕事に活かすことができます。

今までとは違う種類の仕事をするとしても、それまでの経験が全く活かせないということは考えにくいのではないでしょうか。

自分自身が今まで経験してきたこと、その経験を今後活かすことが出来るのではないかと考えているものを振り返ると、仕事関係だと次のようなことです。

・上場会社(商社)における経理業務(単体/連結決算、国内外の子会社管理、開示など)
・上場会社(商社)における税務業務(国内税務、国際税務、税務調査対応など)
・上場準備から上場するまでの過程を社員として経験
・国内子会社(数人規模)の経理実務(単体決算対応、連結決算に耐えられるレベルまで)
・海外子会社(タイ、中国)の連結決算への取込
・上場会社(製造業)における工場経理(原価計算、固定資産会計など)
・上場会社(製造業)における営業活動(ルート営業、新規開拓営業、駐在型スタイルなど)
・上場会社(製造業)における新規事業(営業、原価計算の仕組み作り、ISOなど)
・税理士業務のいろいろ(個人事業〜数百人規模の企業の顧問、システム導入など)
・会計系のコンサル(連結決算に対応できる程度に仕組みを整備)

また、仕事以外だと次のようなものです。
・仕事をしながら、家族を持ちながらの税理士試験受験
・学生時代の野球
・社会人になってからのゴルフ
・炭水化物抜きダイエット(ピーク時には35kg減)
・平日にブログを書く
・痛風による発作の経験
・電車内で酔っぱらいに絡まれてメガネ破損(派出所内で相手からフレーム代を徴収)

パッと思いつくものをざっくり書き出しただけなので、しょーもないものもありますが、いずれにしてもどれも自分の経験であり、話そうと思えばいくらでも話せるネタでもあります。

すべてが組み合わさっているのが強み

それぞれの経験を個々に見れば、もっと高いレベルでの経験をしている人は多いと思います。

・上場企業でも規模はさまざまであり、数万人規模の会社でガツガツやってきた。
とか
・野球やゴルフをもっと高いレベル、全国レベルでやってきた。
という人(税理士)もいるでしょう。

ただしこれらをすべて同じように経験している人は自分しかいません(おそらく)。

その組み合わさった結果こそが自分であり、かつ自分の強みであると言えるはずです。

手持ちのカードは多いに越したことはない

自分が経験してきたことは強みになりますが、当然のことながら、経験していないことは何もしなければ強みにはなりません。

たとえば
・自分が経営者ではないのに、本当に心から経営者の気持ちが分かるのか。
・事業会社に勤務した経験がないのに、事業会社のことが分かるのか。
と考えると、やはり限界もありますし、「強み」にするにはハードルが高いです。

人から質問されたり相談されたりした場合、的確なサポートができるような経験値(手持ちのカード)は多く持っているに越したことはありません。

もしも、自分がやりたいと考えている業務について「手持ちのカードが少ない」と自覚しているのであれば、少しでも増やしていけるように心がけたほうが良いと思います。

自分でも、これから取り組んでいきたい方向性の経験を積みながら手持ちのカードを増やしていけるよう、努力し続けなければらないと感じています。

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【編集後記】

ふと気づくと、しばらくゴルフクラブを握っていません。
今年2度目(少なすぎる)のラウンドが2週間後にあるので、そろそろ練習を再開しなければ。

【昨日の1日1新】
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