資格試験に必要な程度に電卓を速くたたく方法

PCや会計ソフト、税務申告ソフトの普及により、電卓の果たす役割はどんどん小さくなっています。
電卓を速くたたきたいと考えるのも、会計系の資格を取ろうとしている人くらいかもしれませんが、電卓が少しだけ速くなる方法をご紹介します。

まず最初に決めること

電卓操作が最速だったのは、税理士試験の簿記論、財務諸表論という会計系の科目を勉強していたときです。

勉強を開始してすぐの頃には、
・電卓はどこのメーカーがいいのか
・右手と左手のどちらがいいのか
など、今となってはどちらでも良さそうなことを真剣に悩んで、専門学校の先生に相談したこともありました。

その結果、次のルールを決めました。

・電卓操作は左手・・・ペンを持ち替える時間の削除を最優先
・メーカーはSHARP製・・・左手使用に適している配置だと聞いたため
・使用する指は3本・・・人差し指、中指、薬指
・「数字」「+」「−」だけはブラインドタッチ
・機能は最低限のマスターでもOK・・・よく使うのはM+、M-、RMくらいまで

このルールが絶対ではなく、要は「どんな電卓を使って」「どの指でどのボタンをたたくか」を自分の中で決めさえすれば良いと思います。

あとは練習あるのみ

決めるべきことを決めたら、あとは練習あるのみです。

ですが、資格取得の勉強をしている人や仕事をしている人にとっては、わざわざ電卓の練習なんてしてられない、と感じる方も多いかと思います。

私も同じように感じていたので、知人に教えてもらって、実践した練習はこれだけです。

123456789+123456789+123456789÷123456789=
とたたいて「3」と表示されればOK、それ以外だと電卓ミスをしています。

おなじように
789456123+789456123+789456123÷789456123=
321654987+321654987+321654987÷321654987=
987654321+987654321+987654321÷987654321=
と計算してそれぞれ「3」となればOKです。

非常に単純で、時間もかからないため、本当に効果があるのか?と半信半疑で始めましたが、これを休憩中などに毎日少しずつやるだけで、通常の資格試験であれば十分な速さを身につけることができました。

まとめ

電卓の操作を速くするには、
・電卓の機能をフルに活用する。
・電卓をたたくスピードを速くする。
のどちらかしかありません(というか両方必要です)。

問題によっては、電卓が持っている機能を活用することでかなりの時間短縮をすることができます。
そのような機能は問題を解きながら、必要に応じて習得していけば良いでしょう。

どのような問題、計算であれ、すべての基本は「数字をいかにして正確に素早くたたくか」ですので、地味ですがコツコツとこんな練習を試してみてはいかがでしょうか。

【編集後記】
昨日は今年初のゴルフに行ってきましたが、1月とは思えない気候でゴルフ日和でした。
ところが今日は一転、初雪が観測されるなど急に寒くなりました。
体調管理には気をつけないといけませんね。

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