2回目のEQテスト~「変わった結果」と「自分の感覚」とのギャップ

先日、2回目のEQテストを受けました。
前回受けてから約4ヶ月経っています。
テスト結果は、前回と比べて良くなったことと悪くなったこと、それぞれありました。

EQ・EQテストとは

EQとは「心の知能指数」と呼ばれています。

配布された解説書によると、EQとは
「この人ならば信頼できる、一緒に仕事がしたい」と思わせる人間的な魅力
と言い換えることができると書かれています。

今回受けたEQテストとは
「そのEQを発揮して自分がどのような行動を取っているかを把握するための検査」
とのこと。

なお、EQとは後天的なものであり、開発する(向上させる)ことができるとされています。

EQテストの結果が判明。冷たい人間ではないと思いますが。
研修の一環でEQテストを受ける機会がありました。就職活動のときの性格テストのようなものに30分間、回答しつづけなければなりません。 ...

前回との比較〜良くなったことと悪くなったこと

前回と今回の結果を比較してみました。

ファイル 2016-04-22 22 14 22

スコアが良くなったこと

大きくスコアが良くなったものは「情緒的感受性」「感情的温かさ」です。

情緒的感受性…相手の気持ちを敏感に察知すること
高:相手のことがの裏側にある真意は何かを読み取ろうとしていることが多い。
低:相手の言葉の裏側にある真意に目を向けず、言葉を言葉通りに受け止めることが多い。

感情的温かさ…人に対する温かい心遣いや接し方のこと
高:人に対して温かみのある気配りや振舞いをすることが多い。
低:人に対して温かみのある気配りや振舞いをすることが少ない。

前回は「感情的温かさ」が低く、意識しないうちに「冷たい人間」になってしまったのではないかと思ったりしましたが、とりあえずホッとしました。

スコアが悪くなったこと

大きくスコアが悪くなったものは「社会的自己意識」です。

社会的自己意識…自分が周囲に、どのような人間として映っているのかを知ろうとすること
高:自分が周囲からどう思われているかに関心が強く、周囲の目や世間体が気になる。
低:自分が他人からどう見られているかに関心がなく、他人からの評価もあまり気にしない。

これについては、自分自身のことを振り返ると、当てはまる部分とそうでない部分が混ざっているように感じています。

今回の結果と自分自身の感覚との間には結構ギャップがありました。

テストを受ける際の「精神状態」や「どのようなことをイメージして回答するか」によっても、異なる結果になるのではないかと感じています。

あくまでも自己評価による測定の限界

前回、今回とテストを受けて感じたのは
どのような行動を通っているのかはあくまでも自己評価にすぎない。
ということです。

上でも書きましたが、EQテストは自分の行動を自分で評価するものです。

あくまでも自己評価ですから
・自分ではかなり当てはまっていると感じること。
・他人から見るとそれほど当てはまっているようには感じられないこと。
については、当てはまっているという前提で評価されることになります。

ここでもギャップが生まれることになるのではないかと思われますが、自己評価によることの限界なのかなという気もしています。

テストを少しでも今後に活かすためには

前回悪かった部分を意識して行動し、それに基づいて回答するようにしたら、スコアがかなり上がったという人もいました。

悪かった部分について反省し、日頃の行動を変えるようにした結果とのことでした。
うまくこのテストを利用したケースと言えそうです。

一方で、仮に回答の仕方(どう選択すればどの項目のスコアが良くなるか)だけを学んで、実際の行動を何も変えなかったとしてもスコアは上がる可能性が高いです。

それでは、貴重な「変えるチャンス」を逃してしまうことになりかねません。

スコアを上げることにこだわるのではなく、
「どのように日々の行動を変えていくべきか」
を考え、行動し、結果としてスコアが上がるという使い方ができるのであれば、このようなEQテストを利用する価値はありそうです。

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【編集後記】

PINGのクラブフィッティングを予約しました。
1週間後が楽しみです。

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