残業時間や時差出勤など、
目次
時差出勤、テレワークの報道を見て感じること
以前のブログでも書きましたが、
これはこれで今までの働き方を見直すきっかけになる可能性がある
ただ、それ以前に、会社がフレックスタイム制を導入すれば、
フレックスタイム制について
フレックスタイム制とは?
フレックスタイム制(以下、本文中ではフレックスとします)
コアタイムという必ず働かなければならない時間を定めるケースもあれば、定めないケースもあります。
例えば、10時から15時がコアタイムとされている場合、その時間は就業していなければいけません。
理屈上、10時に来て15時に帰ってもOKということになりますね。
フレックスタイム制の有無に関する個人的な結論
私自身、フレックスが有る会社と無い会社で勤務しました。
1社目はコアタイムがないスーパーフレックス、2社目はフレックスなしという会社でした。
それぞれの良し悪しはもちろんありますが、2社経験しただけでの個人的な結論は
「
です。
転職した2社目で最初に感じたのは、フレックスがないと結構面倒くさいということでした。
例えば、朝一でちょっと用事を済ませて1時間遅れで出社したい場合、フレックスがあれば問題ありません。
ですが、フレックスがなければ、厳密には休暇(半日休暇など)を取得しなければならなくなります。
実際にはある程度柔軟な対応が可能としても、制度としてはそのような融通がきかないものになっているわけです。
もちろん職種によっても、フレックスそのものの効果は異なるでしょう。
私の場合は、それぞれの会社での職種は次のようなものでした。
1社目:フレックス有りの会社で営業と経理
2社目:フレックス無しの会社で経理
会社によっても変わるでしょうが、営業はフレックスが有っても無くてもあまり変わらない気はしていました。
そもそも定時という概念があまり当てはまらない職種であり、フレックスがあってもあまり使わない(使えない)
一方、
関係する他部門への配慮は必要ですが、時期による忙しさの変動幅が大きいので、
・忙しい時期(月末月初、決算時など)は少し長めに働き、
・落ち着いた時期(月中など)は短めに働く。
ということが可能です。
例えば忙しい時期の残業時間を使って、落ち着いた時期に「フレックス休暇」を取れば、
・社員は有給休暇を減らさずに休暇を取得することができる。
・会社側は残業代を減らすことができる。
ということで双方にとってメリットがあるのではないでしょうか。
また、たかが1時間や2時間のために半日休暇や丸1日の休暇を取らなくて済むというのも、メリットがあると感じる方は多いのではないかと思います。
フレックスタイム制が思ったほど普及していない理由は?
内閣府のデータによると、平成27年のフレックスの普及率は次のようになっています。
・従業員1,000人以上の会社:21.7%
・従業員300人〜999人の会社:13.2%
・従業員100人〜299人の会社:6.9%
・従業員30人〜99人の会社:2.2%
このデータを見たとき、正直かなり驚きました。
世の中ではもっとフレックスが普及していると思っていたのですが、案外普及していないんですね。
会社によっていろいろな理由がありそうですが、よく言われるフレックスのデメリットには次のようなものがあります。
・時間の設定などの面で、他部門や取引先などに迷惑をかける可能性がある。
・出社時間がバラバラだと内部のミーティングなどを設定しにくい。
・ルーズな社員がルーズな運用をする可能性がある。
・労務管理(労働時間管理)がやりにくくなる。
一見もっともらしく聞こえますが、本当にそうだろうか?と思うことも多いですね。
コアタイムを設けたり、外部に迷惑をかけないよう運用面を工夫するなど、やる気になればクリアできるものばかりのように感じますが、いかがでしょうか。
ちなみに、ルーズな運用・・・
こればかりは、どんな会社にも思い浮かぶ人がいそうな気もするのでなんとも言えませんね。。。
フレックスは、これらのようなデメリットがあるとしても、それ以上にメリットも大きいと思います。
「いきなり完全導入」は難しくても、いろいろと試しながら少しずつでも導入を検討してみる価値はあるのではないでしょうか。
【編集後記】
昨日は初めて入るお店で飲みニケーション。
メニューに書かれているのは飲み物だけで、食事はおまかせのみ、でした。
その方式の好き嫌いは分かれそうですが、お店の運営(経営)としては良いのでしょうね。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
小料理屋ちょろっと