結局のところイップスにはどう対応すべきなのか?〜イップス先生の本を読んで感じること:その3〜

過去に2回、イップス先生の本を読んでイップスについて感じたことなどを書きましたが、今回から、結局イップスとどのように付き合うか?についての内容です。

あまり詳細には書けませんので、概要や一般的に多く書かれている(言われている)が中心になりますが。。。

読んでいる本とイップス

今回、イップスについて読んできた本は、河野昭典さん(通称イップス先生)の「イップスかもしれないと思ったら、まず読む本」です。

本を読んでの感想や考え方の概要などについて、過去2回書いてきました。

イップス先生の本を読んで感じること:その1

イップスと脳のしくみ・心のしくみ〜イップス先生の本を読んで感じること:その2〜

そもそもイップスとは治すもの?

大前提として、イップスは治すものではないとされています。

今まで頑張ってきて、努力してきた結果、現在イップスになってしまっているとしたら、そのイップスを治そうとするのは、今までやってきたことの全否定に繋がるということらしいです。

イップスは治すものではなく、「克服する」「乗り越える」ものです。

このように表現されています。

「治そう」と考えることと「克服しよう」とすることで、実際の行動にどのような変化が生じるのかは、なんとなく分かるような、分からないような感じもありますが!?

いずれにしても、「克服していこう!」というような前向きな意識がなければ、うまくいかないということは間違いなさそうです。

まずは現状を受け容れること

そして、どのように克服していくかを考えるうえで大切なのは、
「イップスを心から受け容れる」
ということです。

受け容れなければ、克服しようという意識にもならないでしょうから当然ではありますが。

イップス先生のところに来る患者さんでも、きちんとイップスを受け容れたうえで、克服したいと思っている人のほうが、より早く克服することができているようです。

最後に〜イップスと勘違いしているケース〜

勘違いなのか、本人がわかっているのかは別としても、「なんちゃってイップス」という人もいるようです。

もともとプレーがうまくないのに、それをイップスのせいにしているのだとか。

「今まで自然にできていたことができなくなるのがイップス」ということです。

突然なにかの拍子に出来なくなってしまったのか、もともと出来ていないのか、については、当事者である本人が一番分かるのではないかと思いますので、きちんと見極める必要はありそうです。

なお、イップスは放置すると、その放置した期間が長ければ長いだけ、克服するのに時間がかかるようですので注意が必要です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【編集後記】

今日はコーチング系のあるセミナーに参加してきましたが、普段参加しているものとは、主催者、内容、参加者の雰囲気も全く違う世界で、良い刺激を受けることが出来ました。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

Amazon受取拒否
セブンイレブンのATM(初めての店舗)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする