会話では相手のペースに合わせることも大切。話を聞く立場として考えたほうがよいこと。

話を聞くときには、相手の話したいペース、思考のスピードに合わせることが大切だと考えています。

相手の話したいペースや思考のスピードに合わせる

会話をしているとき
・相手の話したいペース
・思考のスピード
を意識しているでしょうか。

・じっくりと考えながら話したい人
・テンポよくポンポン会話していきたい人
・その立場に応じて、相手に合わせてペースを変えている人
など、いろいろな人がいると思います。

この会話のスピード感、ペースが合う人とは「話しやすい」でしょうし、
合わない人とは「話しにくい」と感じることが多いかもしれません。

だからこそ

会話のペース、スピード感が合うかどうか?

というのは、関係性や信頼性を構築するうえで大切なことだと考えています。

これは個性だったり、好みだったり、性格だったりするので、
何が良いか?何が悪いか?
という問題ではありません。

100人いれば100通りのペースがあるでしょうし。
ただ、人それぞれのスピード、ペースがあるということだけは
しっかりと認識しておく必要があると思っています。

「早さが一番」が当てはまらないのが会話のペース

仕事をするうえでは、「早さ」というのは大きなポイントになります。

品質が合格レベルであることを前提とすれば
「仕事が遅い」よりは「仕事が早い」ほうがよいでしょうし、
信頼を得ることもできるでしょう。

それはかなり多くのことに当てはまることだと思いますが、

会話のテンポ、ペース

については、「ただ早ければいい」というわけではありません。

先日もある会話のなかで、

早いテンポ、ペースで会話したい

という雰囲気の方とお話しする機会がありました。

別の方が会話したときにも似たような印象を受けていたようなので、その方の個性なのだと思います。

そのような場合、私は立場次第で対応を変えるようにしています。

自分が主として聞き手の場合(相談される場合など)
できる限り相手にストレスがたまらないように、相手の早いペースに合わせます。

自分が主として話し手の場合(相談する場合など)
一方、自分が話し手の場合には、あえてゆっくりと話を進めることにしています。

・話すのはこちら
・自分のペースで話すことが大切
・相手のペースではなく、こちらが進めたいテンポ、ペースで進める
ということを相手に意識してもらうためにも、「あえて」ゆっくりと進めるイメージです。

ちなみに今回は、「聞き手」だったので後者のパターンでした。

それでも、どこまでコントロールできるか?という問題はありますが、
「できる限りのことはしっかりとやっておく」
ことで、少しでもよい方向にいけばそれでよいのではないかと考えています。

自分では気づきにくいからこそ考えたいこと

上述してきたような、会話のテンポ、ペースというのは、
「会話しながらなんとなく感じるもの」
ではありますが、夢中になっていると気づかないまま突っ走ってしまう危険性もあります。

私自身、仕事柄、いろいろな相談を受けることがありますが、

・自分が知っていること
・結論が明確なこと
・伝えたい内容がたくさんあるケース

に関しては、ついついバーっと話したくなってしまうことがあります。

で、ふと気づくと一人で喋ってしまっていた・・・なんてこともありました。

で、この「会話のペースが相手にとって心地よいのかどうか?」
というのは、意識しなければなかなか気づきにくいことだと思います。

もしも、会話のなかで
・相手との会話がうまく進まない
・なんとなく相手の表情が曇っている
・言いたいことがありそう
など、何か違和感を覚えることがあれば、自分と相手のペース、スピードが合っていないのかもしれません。

「聞く立場」であれば特にですが、
会話のなかで相手が気持ちよく話せているか?
を考えるときには、

ペース、スピードも意識してみると、お互いにストレスなく、
スムーズに意思疎通が図れるようになるのではないでしょうか。


【編集後記】

台風による本州への影響は一段落したようですが、これからの暑さが怖いですね。
平日毎日更新している当ブログですが、1週間休暇をとり、8月23日から再開する予定です。

【昨日の1日1新】

「1日1新」とは→詳細はこちら

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