ゴルフデビュー戦は睡眠不足がちょうど良い?

初めてゴルフコースに出たのは、社会人1年目(かれこれ19年前)、所属していた課の「課長杯」というゴルフコンペでした。

デビュー戦に向けての準備〜道具編〜

大学卒業前、部活でお世話になった先輩(かなりゴルフが上手な方)のご自宅に遊びに行ったときに、部屋にたくさんゴルフクラブが置いてあるのを発見しました。

たぶん、物欲しげな顔をしていたのでしょう、「一式あげるから持っていきなよ」という温かいお言葉をいただき、ドライバー、アイアン、パターまで譲っていただいたのでした。
上手な先輩が使っていたクラブで、難しくて初心者が使えるようなものではなかったのだと思いますが、クラブによってそんな違いがあるなんてことは当然知りません。
社会人になりたてでお金が無い状態でも、キャディバッグとスパイクを買えばOK!という状況は大変ありがたかったのを覚えています。

デビュー戦に向けての準備〜練習編〜

デビューが決まったのが、おそらく本番の3ヶ月くらい前だったのではないかと記憶しています。
それからは会社の先輩と平日や週末など、週1回以上は練習場に通い、とにかく自己流で球を打ちまくりました。ゴルフ経験がある方はお分かりになると思いますが、そんな簡単には真っ直ぐ飛んでくれません。

ある日、社内で上手いと噂されていた年配の方と練習場で一緒になったときに、どうしたら真っ直ぐ打てるのか、聞いてみたことがあります。そのときの答えが「俺だって30年以上やってても曲がるんだから、始めて1ヶ月で真っ直ぐ打とうというのが間違い!」というものでした。

それを聞いて「あっ、そういうものなのか。」と考えたら、かなり楽になり、とりあえずあまり期待しすぎないようにデビュー戦に向けて練習だけは続けていくことになりました。

デビュー戦前日〜ドキドキではなくフラフラ?〜

明日がデビュー戦という日に、コンペには参加しない方々との飲み会がありました。
あまり深く考えず、楽しく飲んでいたのですが、一向に終わる気配がありません。一番下っ端で「帰ります」とも言えず、気づいたらすでにAM3時過ぎ!
「あれ、お前明日ゴルフじゃないの?」というやさしい先輩の一言で解放されることになりましたが、帰って寝たのが朝の4時。
ドキドキする間も無く眠りにつきました。

デビュー戦当日

前日(というか当日の明け方まで)の状況からして、多くは望めないと覚悟し、とりあえず無事に18ホール完走することを目標に設定しました。

ラウンド中は体調の問題ではなく、単に技術の問題で思うようにいかないことばかりで、結局スコアは「131」で終わりました。周囲の方々からは、そんなに悪くはないよ、と慰めていただきながらの反省会となりました・・・

デビュー戦を振り返っての反省(マナーは事前にチェック!)

最低限の服装については気をつけましたが、ラウンド中のマナーに関することなどがどの程度出来ていたのか、今となってはあまり記憶もありません。
ただ1つ感じるのは、社内コンペで、かつ一番の下っ端だったということで周りの方にはだいぶ大目に見ていただいたのではないかなということです。

いまのようにインターネットでいろいろな情報が取れる時代ではありませんでしたが、もう少しマナーを気にしておく必要があったのではないかなと反省しています。

また、いくら若かったとはいえ、前日の深酒はやはり反省です。私の場合、気合いが入りすぎてしまうので脱力のためには良かったのかもしれませんが、やはり限度がありますね。体調管理もマナーのうちの1つですから。

後日談

デビュー戦の前日に朝まで飲んだ先輩のうちの1人は、その後私のゴルフの師匠となり、現在まで20年近くお付き合いさせていただいています。
その方から、ゴルフの初歩的なマナーや楽しさを教わり、どっぷりとはまっていくことになりました。

いつか改めてマナーに関することなどについても書いてみたいと思います。

【編集後記】
ゴルフのことを書いていると、やはりゴルフに行きたくなります。週末に予定がありますが、天気が微妙のようです。冬の雨はきついので、中止にならないようになんとか回復してくれるといいのですが。

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