「いつまでも新規事業」ではダメ。「いつまでも新人」「いつまでも新入社員」でもダメ。

某社のホームページで、「えっ?新規事業なの??」って少し驚くことを発見しました。

いつまでが新規事業?

某会社のホームページを見ていたところ、私が以前携わっていた事業が「新規事業」として分類され、紹介されていました。

「この事業、まだやってたのね」と思うと同時に、「ん?新規事業??」と感じました。

私が携わっていたのがもう15年以上前で、そのときに新規事業だったのです。

その後、若干用途などが変わったようですが、いまだに新規事業。。。

「新規事業というのは、いったいいつまでが新規事業なんだろうか?」
なんてことを考えたり。

もちろん、政策的、戦略的に新規事業として取り扱う必要があるのかもしれませんし、私が今更何かを言う立場でもありません。

が、それにしても、まあなかなか息が長い新規事業だなと。

いつまでも新人?いつまでも新入社員??

「10年ひと昔」とするなら、ひと昔以上前からずっと「新規事業扱い」である商品を見ながらふと思い浮かんだのが、いつまでも新人扱いされる中堅社員の像でした。

入社してから10年以上経つのに、後輩や部下が入ってこないためにいつまでも下っ端扱い、いつまでも新人扱いされている中堅社員、結構いろいろな会社にいるのではないでしょうか。

・一般的にはいい年齢(中堅)
・その組織の中では依然として若手の部類
・仕事の内容もいつまでも若手の部類(責任あるポジション・仕事にはつくことができない)
というようなイメージです。

これは本人の責任というよりも、そのような環境、組織がそうさせてしまっている部分はあるでしょう。

ただ、同じような環境にいても、「いつまでも新人」「いつまでも新入社員」という位置付けや立場に甘んずることなく、成長していく人もいるわけです。

結局のところ、「いつまでも新人」という環境を自分が受け入れてしまっているかどうか次第なのではないかと思っています。

プロなら『新◯』は捨てるべき

プロとして仕事をするなら、「いまは新人」という感覚は捨てる必要があります。

もちろん、新入社員なら「いまはまだ新入社員」という感覚も同様です。

周りから見ると、新人だろうがベテランだろうが「プロ」なわけですから。

ちなみに、この「プロ」というのは、いわゆるプロフェッショナルや専門家と呼ばれるような人に限りません。

普通の会社に努める普通の会社員であっても、お金(給料)をもらって仕事をしているからには、その仕事の「プロ」と言えるでしょう。

だからこそ、自分の仕事に対して、「まだ新人なんで」とか「まだ新入社員なんで」とか「まだ入社間もないんで」なんてことは言うべきではないと考えています。

プロ野球の世界でも、高校や大学を卒業した1年目の選手でも、当然、ハンデなしで勝負しているわけです。

私自身のことを考えても、税理士として独立してからの年数という意味では、私よりも長い人はいくらでもいらっしゃいます。
むしろ短い部類に入ると思います。

ただ、「独立してから間もないんで・・・」なんてことは言えませんし、思ったことはありません。

自分としては、一般企業での長い勤務経験なども活かしながら、価値を提供していくことがプロとして提供できることであり、トータルで勝てれば良いのではないかと考えているからです。

いつまでも新規事業、いつまでも新人、いつまでも新入社員、という感覚は捨てて、自分はこの部分では「プロ」だと言えるところを増やしていくことが大切だと思っています。


【編集後記】

明日のゴルフは久しぶり(数ヶ月ぶり?)に、ドライバーをフルに使ってみようかと考えています。
さてどうなることやら。。。

【昨日の1日1新】

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