「野村メモ」の気になる内容をメモ:その1。

プロ野球の開幕が近づき、イチロー選手の来日、メジャーリーグ開幕戦の開催もあって、野球界が盛り上がってきています。
で、野球つながり(?)というわけではありませんが、先日買った「野村メモ」で気になった内容、参考になった内容をメモしておきます。

いろいろと参考になった野村メモ

少し前、気になっていた「野村メモ」という書籍を購入しました。

いままで、読んだ本の書評や感想はあまり記事にしてきませんでした。

・本を読んだ感想を書いてもなんだかな・・・
・本を読んで何をするかが大切だし・・・
・本の中のどの部分に引っかかるかは人によって違うし・・・
という思いもあったので。

ただ、この野村メモは、なんとなく頭の中に残しておきたいと感じたことがあったので、たまにはいいかなということでメモを残しておきます。

この「野村メモ」は、第7章までの構成です。

第1章 私を育ててくれたメモの習慣
第2章 メモが人間の幅を広げる
第3章 野村流メモ術の極意
第4章 弱者が強者に勝つためのメモ
第5章 思考力を磨くメモ
第6章 失敗を成功に変えるメモ
第7章 メモの蓄積が真のリーダーを作る

メモをするのが好きな人、習慣になっている人であれば、ノムさんが「メモ」をどんな風に使いこなしていたんだろうか、と気になる見出しもあるのではないでしょうか。

それぞれの章で、さらに項目が分かれているのですが、そのなかでいくつか面白かったもの、自分のなかで残しておきたいと感じたものをまとめておきたいと思います。

いいメモを書くコツ

1つめが第1章に書かれている「いいメモを書くコツ」というものです。

相手打者の長所、短所をメモする際に「見やすさ」「理解しやすさ」を意識して

ポイントを絞り、内容を箇条書きにする。

ということを実践されていたそうです。

ダラダラと文章で書くのではなく、箇条書きで書くということです。

この内容は当たり前といえば当たり前です。

とはいえ、ビジネス上で、読みにくい長文メールになってしまっていることは結構多いのではないでしょうか。

私自身もありますが、伝えたい内容が多くなるほど、どうしても長文になってしまう傾向があります。

分かっていても長文にならざるを得ない場合、せめて箇条書きを増やすなど、工夫が必要になりますね。

ちなみに、自分用のメモであれば、箇条書きに限らず、マインドマップやマンダラチャートなどを使ってみるのもよいと思っています。

「マイナス思考」のすすめ

次が、第2章に書かれている「『マイナス思考』のすすめ」という項目です。

野球の試合中にグランド上でチームをコントロールしているのが「捕手(キャッチャー)」というポジションです。

あらゆることを想定しながら、「次はどうするか?」を常に考えておかなければならず、「いつでも最悪の状況を見据えていなければならない」ということになります。

ノムさんは普段からどちらかというと「マイナス思考」らしいのですが、それはこのような捕手の役割からくる職業病と言えるかもしれないと書かれています。

マイナス思考の人間のほうが「負けの原因」を探っていく意識が高く、「最悪な状況」になっても対応が早い。
小心者のほうが成功する。
こんな風に締めくくられていました。

ふだん経営者の方とお話ししていると、
・プラス思考で前しか見ていない!?という方
・常に最悪のケースを想定されている方
などいろいろなタイプの方がいます。

どちらが良いか悪いか、成功しやすいかしにくいか、はっきりと分かりませんし、「人それぞれ」な気もします。

ただ、ノムさん的には「最悪のケースを想定している」ほうが成功しやすいと考えているということになりますね。

自分の恥ずかしいところをメモすれば成長できる

その次が、第3章に書かれている「自分の恥ずかしいところをメモすれば成長できる」というものです。

自分の欠点にしっかりと向き合っている人は稀だが、人として少しでも成長したいなら、「自分の欠点と向き合う」という作業は避けては通れない道なのだと書かれています。

失敗を成長の糧とするには、何よりも自分の「欠点」としっかりと向き合わねばならない。

私は現役時代、その日にあった悔しいこと、恥ずかしいことを、「忘れてはならないこと」としてしっかりとメモし、「失敗を成長に変えるための糧」とした。

試合で打てなかったり、配球ミスをしたりして悔しい思いをしたときには、しっかりと反省して次の策を練る。
この繰り返しが成長につながるものだ、とされています。

実際に頭では分かっていることでも、それをしっかりと実践することは結構難しいのではないかと感じています。

試験勉強であれば、「間違いノート」がその役割を果たしてくれていますし、日常の仕事でも「チェックリスト」が「メモ」として使えます。

振り返ること、間違いを見直すこと、というのはかなり精神的負担も大きいものですが、成長のためには欠かせないことだと強く認識しておくことが必要になりますね。

ざっと前半部分だけ見てみましたが、あらためて読んでみるといろいろな発見があって面白いと感じています。

後半部分は次回に。

【編集後記】

いろいろと考えた結果、マイナンバーカードを作ろうかとふと思いました。
すでに作っている人からすれば、「今さらかい!」なのでしょうが。。。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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