30年後の自分をイメージするなら、その年代の方に会うのが一番。

30年後の自分をイメージできるでしょうか。

「自分がどうなっているか?」「どうなっていたいか?」をイメージするなら、まずはその年代の方に会ってみることが一番だと感じるようになりました。

不意に30年後の自分を意識させられたこと

先日、年配の税理士の方とお会いする機会がありました。

70歳は優に越えていると思われるその方は、「隠居して若い人に任せている」わけではなく、まだまだご自身で手を動かしているご様子でした。

おそらく昔からのスタイルなのでしょうが、PCではなく紙でいろいろなデータを確認しているなど、事務所自体もなんとなく昔ながらの古いイメージの佇まいでした。
(「昔ながらの税理士事務所」を知っているわけではありませんが、雰囲気で。。。)

PCや電子メール、e-TAXやeLTAX、会計ソフトや税務ソフトなど、もはや税理士業務には必須となっているものにもあまり対応していないのかな、と感じさせられるような雰囲気が漂っていました。

で、ふとその時に、いまから30年後、自分が74歳になったときに

・自分はどうなっているのだろうか?
・自分はどうなっていたいのだろうか?
・「いまどきこんなこともやってないの?」と思われるような状態に陥ってないだろうか?

ということを考えさせられました。

不安を打ち消すなら「漠然と」ではなく「具体的に」

会社を辞めて独立すると決めたとき、なんとなく20年後くらいまではイメージができていました。

*会社員を続けていた場合の5年後、10年後、20年後の姿
*独立した場合の5年後、10年後、20年後の姿
などをそれぞれ比較した結果、独立することを選択しました。

ただ、それよりも先、30年後やその先の姿は「漠然とした」イメージしか浮かばず、なんとなく不安に感じる部分がありました。

おそらく仕事上の関係で、その世代の方と接する機会があまりなかったこともあり、イメージが湧きにくかったのだと思います。

そして、偶然にもその世代の方とお会いして、しかも同業である税理士ということで、一気に30年後の自分を具体的に考えることに繋がりました。

漠然としたイメージしかなかったときには漠然とした不安がありましたが、より具体的に考えることで
・現状足りないこと
・今後気をつけていく必要があること
・こうなりたい/こうなってはいけないと感じる姿
を意識するとともに、将来に向けてやるべき課題も明確になりました。

ちなみにIT関係については、ボヤボヤしているとあっという間に置いていかれる側の人間であると自覚しているので、無理やりにでも最新のものを試し続けていくことに決めています!?

仕事でもプライベートでも具体的なイメージを。

このように、将来の自分をイメージするときにはその世代の方に直接会ってみるのが一番だと感じています。

これは仕事面に限らず、生活面や経済面でも同じことが言えると思います。

例えば、趣味のゴルフですが、いつまでも楽しくラウンドしたいと考えています。

それでも、漠然と「何歳まで元気にゴルフができるかな?」とか「いつまでもゴルフをやり続けたいな」と考えるだけでは、具体的な行動には移しにくいです。

それよりも、80歳を越えても元気にラウンドすることができる方と一緒にゴルフを楽しむことで、ゴルフの勉強にもなりますし、いつまでも健康で居続けることの大切さを感じることができます。

もちろん、ゴルフを楽しむための経済的な基盤も作っておかなければいけないということになります。

そうすると、30年後、40年後にもゴルフを楽しむためには、
・健康であり続けること
・足腰も鍛えておく必要があること
・ゴルフを楽しめる経済的基盤を整えておくこと
が必要になることがはっきりイメージできますので、日々の生活でもそのことを意識しておけば良いわけです。

このように、その年齢になったときに、「自分がどうなりたいか」「そのためには何が必要か」を具体的に考えるには、その世代の方と会うのが良いきっかけになります。

もちろん30年後には、今とは環境も大きく異なっているとは思いますが、いま分からないことを考えても仕方ありません。

その年齢になったときのことを具体的にイメージしながら、そして逆算しながら、現在の行動を考えていくことができれば、「気づいたら・・・」のような後悔をすることもなくなるのではないかなと思っています。


【編集後記】

昨日、少しサボり気味だった自宅でのトレーニングを再開したところ、今朝から激しい筋肉痛に。
たいした負荷ではなかったのですが、やはり鈍るのははやいですね。。。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

自宅で新しいトレーニング


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