電卓スキルが日に日に落ちてきているものの、業務上、まったくと言ってよいほど困っていないのです。
あらためて、必要なスキルはタイミング次第であると感じています。
電卓スキルがガタ落ち。
最近、電卓のブラインドタッチのスピード、精度が露骨に落ちてきていると感じています。
私の場合、電卓は左手でたたく派ですが、受験生時代やその後も、左手で電卓をたたきながら右手では字を書いているというのが当たり前でしたし、電卓を叩くスピード、精度はそれなりに高かったのではないかなと思っています。
受験生時代は周囲の人と比べて、たたく音の速さでなんとなく分かっていましたし、問題を解くときに、電卓ミスで痛い思いをした記憶もそれほどありませんでした(もちろんミスはあるわけですが)。
それは経理部での仕事中でも同様で、電卓をたたいて計算する、検算するということが苦にはなりませんでした。
苦にならないということもあって、電卓をたたくことは呼吸するのと同じくらいの感覚でしたが、最近、どうやら少しずつ変わってきました。
・電卓をたたくスピードが遅くなった
・押したと思った数字が押せていない(故障ではなく)
ということもあり、ブラインドタッチに少し自信が持てなくなってきたように感じています。
税理士として業務上問題がある?でも困らない・・・
このように電卓スキルがガタ落ち状態だと感じているものの、実務上、困ったことはまったく起きていないのです。
税理士=>数字を扱う仕事=>電卓が必要
というイメージありますが、電卓なしでOKという場面が増えてきていることがその理由です。
そもそも会計ソフトや税務申告ソフトの場合、自動計算されますので、電卓をたたいて計算することはありません。
念のための検算(設定ミスがないかどうかなど、ごく一部)くらいでしょうか。
また、どうしても大量の数値を計算する必要がある場合、Excelにその数値を入力していって、すべて入力した後に合計を出してしまえばそれで終わります。
Excelであれば、自分が入力した数字が目で確認できるため、間違いを探しやすくなるというメリットがあります。
電卓で1回目の計算、検算として電卓で2回目の計算、で合えばよいですが、合わないとさらに3回目の電卓、なんて経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
疲れているときには3回とも結果が違うなんてことも!?
電卓で数字をたたくのと、テンキーで数字を入力する手間が同じと考えれば、やはりExcelのほうが便利かな、といった感じです。
このように考えてみると、電卓がなくてもあまり困ることもなく、せいぜいスマホの電卓機能で済んでしまう、なんてことも多かったりします。
ということで、新しい電卓を買うこともなく、10年以上使い続けている電卓をカバンに放り込んでおくだけ(あまり登場しない)ということになっているわけです。
「必要なスキル・知識」はタイミング次第。
電卓はやや特殊な例としても、やはり「必要なスキル」というのは、タイミング次第であると考えています。
私の場合、税理士試験後に電卓スキルがピークに達していたら意味がなかったわけです。
業務上、英語が必要になる人は、「英語が必要」とされるタイミングまでには前倒しで英語を学んでおかなければ意味がありません。
英語が必要なタイミングで勉強を始めて、必要なくなったときになんとなく身についたとしても、それはすでに「必要なスキル」ではなくなってしまっているのです。
このように、とんちんかんなタイミングでスキルや知識を身につけても意味がないわけですが、案外、ずれてしまっていることもあるのではないかと思ったりしています。
・新入社員に必要なもの
・マネジャーに必要なもの
・経営者に必要なもの
・〇〇業務に必要なもの
などは、しっかりとそれぞれのタイミングで身につけておいたほうがよいでしょうし、できれば必要なスキル一覧などをまとめて、教育計画に反映させてもよいかもしれません。
同じように、経営に関することでもいまやっておくべき、というものがあると思います。
必要なことは認識しているんだけど
・もう少し経営が落ち着いたら
・もう少し利益が出るようになったら
と考えてしまうことが多いかもしれません(自戒をこめて、です)。
それでも、「最初だから」「このタイミングだから」こそ、身につけておいたほうがよいことや認識しておいたほうがよいことはあるはずですので、外部にペースメーカーのような存在を持ちながら、「タイミング」も意識してみるとよいのではないかと考えています。
【編集後記】
【昨日の1日1新】
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