先達はあらまほしきことなり。
先日、ある方とゴルフを一緒にプレーしたとき、ふとこの言葉を思い出しました。
ゴルフのラウンドにて
先日ゴルフをした方は、ゴルフを始めてから1年くらい(?)だったか、とにかく始めて間もないという方でした。
いままで雑談でゴルフの話をすることがあったときには
「まだまだ下手なんで・・・」
と言われると
「最初はみんなそうですよね!」
なんて言葉で返していました。
で、先日、その方とゴルフをラウンドする機会がありました。
正直、ゴルフ歴や「まだまだ下手なんで」という言葉から、どんなゴルフなんだろう?と思っていたのですが、良い方向に裏切られました。
・スイングがきれい
・プレーもはやい
で、「まだまだ初心者」ということは感じさせないプレーぶりだったのです。
もちろんスコアは本人としては納得できないのでしょうが、あっという間にそれなりのスコアで回るようになるだろうな、という感じでした。
いままでどんな練習をしてきたのか?
と聞いたところ、あるゴルフスクールに通って習っているとのこと。
体にセンサーをつけて体の動きなどを見ながら、動画を取ったりしながら、レッスンをしてくれるスクールらしいです。
もともと持っている感覚はあるでしょうが、それに加えて、そのようなレッスンを受けているからきれいなスイングになるんだな、と納得でした。
先達はあらまほしきことなり
そんなことをゴルフで感じながら、ふと、ある音源セミナーで聞いた言葉を思い出しました。
少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。
これは徒然草の52段、「仁和寺にある法師・・・」というなかの一節です。
小さなことにも、先生、指導者、案内人がいてほしいものだ。
という意味です。
中学生か高校生のころに読んだり、覚えたりした記憶はありますが、そのセミナーでこの「先達はあらまほしきことなり」という言葉を聞き、かなり久しぶりに思い出したのでした。
私自身、教わる側、教える側、それぞれあるわけですが、やはりしっかりと「師匠」「先生」を見つけて「教わる」ということは、非常に大切だと感じています。
そんな思いも、この一言「先達はあらまほしきことなり」だけを意識しておけば、常に自分の中で意識し続けられる、ということを改めて認識することができました。
仕事でもプライベートでも意識してみる
私自身、ゴルフでは、ゴルフスクールには通いませんでしたが、ゴルフの師匠からいろいろなことを学んできました。
スイング、マナー、ゴルフに対する考え方、などなど。
前述したゴルフの同伴者の方も、自己流であれば、まだ現在のレベルには達しなかったでしょう。
もちろんプライベートだけでなく、仕事面でも同じことが言えると思います。
・セミナーに参加して学んだり
・なんらかのコミュニティに参加して学んだり
・先輩経営者から学んだり
・師匠、メンターを見つけて学んだり
いろいろと学ぶ機会は作ることができます。
周りを見ていると、
・貪欲に何事も学ぼうとしているな(すごい!)
という方もいれば
・「俺は分かっているよ」的にもう十分(
という方もいるようです。
少なくとも自分自身では前者であり続けなければと思いますし、そう思ってもらえるよう、価値を提供していくことが必要だとも感じています。
先達はあらまほしきことなり。
普段から頭の片隅に入れておくだけでも、少し意識が変わるかもしれませんね。
【編集後記】
このまま昨シーズンのようになってしまうのか、なんとか踏みとどまれるのか、なんとか頑張って欲しいです。。。
【昨日の1日1新】
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ココチーノ南浦和店