税理士会の年会費は場所によっていろいろ。知っていれば安いところを選択する?

税理士業務を行うには税理士登録をする必要があります。

そして登録するためには(強制的に)税理士会に入会しなければなりません。

所属する税理士会は選べない

全国に税理士会は15(単位)あります。
(それらの税理士会を束ねるものとして日本税理士会連合会というものがありますが、個人である税理士が所属するものではありません。)

そして、税理士会にはさらに下部組織である支部があります。

税理士は必ずどこかの支部に属することになります。
例えば「東京税理士会 〇〇支部」所属といった感じです。

どの税理士会(支部)に入会するかは、税理士事務所を開業する場所や税理士として勤務する場所によって自動的に決まります。

従って、開業(勤務)場所が決まっている場合には、自分で税理士会(支部)を選ぶことはできません。

逆に場所へのこだわりがなく、新たに登録する場合には、結果として税理士会(支部)を選ぶことができることになります。

税理士会による会費の違い

1つの税理士会しか経験していないので、税理士会や支部の違いに詳しくはありませんが、はっきり分かる違いの1つに年会費が挙げられます。

現在登録している関東信越税理士会は、少し特殊な事情があります。

通常は上述のとおり、税理士会ー支部という2段階です。

ところが関東信越税理士会の場合、税理士会ー県支部連合会ー支部と3段階になっています。

関東信越税理士会の下に、茨城、栃木、群馬、埼玉、新潟、長野の6県の支部連合会が置かれていて、さらにその下に支部があるということになります。

そしてそれぞれの組織に会費を納めるため、若干高くなっているように感じています。

参考までに現在支払っている年会費はこんな感じです。
・関東信越税理士会:75,600円
・埼玉県支部連合会:28,000円
・所属している支部:54,500円
合計:158,100円

所属支部への54,500円は埼玉県の中では比較的安いほうらしいのですが。

ちなみに他の税理士会の年会費がどれくらいか、さっとネットで検索してみました。
(100%自分で確認しているわけではありませんので、参考程度ですが。)

・東京税理士会 神田支部・・・税理士会75,000円+支部36,000円=合計111,000円
・東京税理士会 葛飾支部・・・税理士会75,000円+支部65,000円=合計140,000円

東京税理士会で一番高い(と思われる)葛飾支部と比べても18,000円程度高いことになります。

年会費の違いで登録する場所を選択するかどうか

個人的な感覚としては、わざわざ年会費が安いところを探してまでそこで開業(あるいは登録)しようと思うかどうかは微妙なところです。

実際に場所を選ぶ際には、それよりももっと重要な要素もたくさんあるはずですし。

ただ、もしも2箇所の候補地で迷っている場合や、これからどこに事務所を設けようかと考えている場合には、参考情報の1つにはなりそうです。

そのあたりが気になるようであれば、情報を集めてみても良いかもしれません。

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【編集後記】

6月〜8月までのゴルフの予定が9割程度決まりました。
あと2ヶ月ほどでなんとかピークに持っていければと考えています。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

いつもと同じ電車で初めての乗車位置から乗車

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