Excelを勉強し直そうと考えて改めて感じること

最近改めて、Excelを勉強し直そう、今まで知らなかった(使わなかった)機能を試してみよう、と考えています。

いままで使用してきた最低限の機能

社会人になってから20年近く経ちますが、その間、Excelを使用しています。

仕事内容次第では、単なる文書を作成するためだけに使っていた時期もありますが、簡単な表を作成したり、データを集計したり、なんだかんだでほぼ毎日Excelのファイルを開いてきたと思います。

ところが改めて考えると、以前から使用している機能がほとんど変わらず、しかも簡単なものばかりです。

・通常の文字入力(文書作成)や表作成
・グラフ
・関数:VLOOKUP、SUMIF、COUNTくらい?
これ以外の関数が必要なときには、ヘルプなどに頼りながら、そしてググりながら、式を入力していかないとイマイチ自信がありません。

それほど複雑、大量のデータ集計等が必要ではなかったということもありますが、もっと効率化できた部分はあったはずです。

手を動かさない立場でもスキルは必要

責任者や管理者などになると、日常業務で、複雑な関数などを駆使しながらExcelを使用することはどんどん少なくなっていくと思われます。

ですが、自分の部下や後輩、周囲に資料の作成を依頼する場合や資料のチェックをする場合に、自分にExcelのスキルがあれば、無駄な作業や間違いに気づくこともできるでしょう。

逆にそのスキルがなければ、依頼した業務が思った以上に時間がかかったとしても、それを受け入れざるをえないかもしれません。

社内研修でExcel研修を強制にしてみたら?

Excelは英会話などと同じように、自分で習得するものという感覚が強いように感じます。

そうなると、普段の仕事で「なんとなく」使えていると、わざわざ外部の研修を受けに行こうと思う人は多くないかもしれません。
(そう思える人は問題意識を持っているので、そもそも心配ないでしょう。)

この「なんとなく」が個人にとっても会社にとっても曲者ではないかと思っています。

例えば、英会話であれば、外国人とコミュニケーションが取れなければ、能力が足りないと自分も周囲も確認することができます。

ところがExcelの場合、それほどスキルが高くなくても、それなりに作業が進められることも多いです。

周囲も「その人がどれくらいExcelに習熟しているか」を確認するのは難しいのではないかと思います。

PCに向かって作業をしていれば、周りからも仕事をしている「風」に見えることもあるでしょう。

結果として、個人にとっても会社にとっても無駄な時間を使っている可能性があります。

そんな不幸なことが起こらないよう、Excelを業務で使う職種については、
・なんらかの形で研修を受ける
・スキルを高めるための仕組みを作る
必要があるのではないでしょうか。

研修制度が充実している会社ではすでに当たり前のことかもしれませんが。

まずは、その仕組みを作る人自身が
・どんなスキルが必要か?
・そのためにはどんな研修が有益か?
を理解するところから始めないといけないですね。

【編集後記】
関東はまた明日の夜から雪の予報が出ています。
夕方から外出予定なので、ひどくならないことを祈っています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする