会社設立freeeでの書類作成と「専門家を招待する」操作への戸惑い

先週、「会社設立freee」で会社設立の準備をしました。

評判通り、操作自体は簡単に進めることができましたが、思わぬところで少し戸惑ったことがありました。

会社設立のための手続き

まずはfreeeの使い勝手の前に。
会社を設立するためには、ざっくりと次のような手続きが必要になります。

決めなければいけないこと

会社を設立する場合に、まず最初に決めなければいけないことがあります。

・会社名
・代表者
・本店所在地
・資本金
・事業年度
・事業内容

株式会社、合同会社、それ以外かによって呼び方が多少異なるものもありますが、いずれにしても最初にきちんと決めておかなければ手続きを進めることができません。

書類やそれ以外に必要なもの

決めるべきことを決めたあとは、書類を準備することになります。

具体的には次のような書類が必要になります。

・定款(紙:4万円の収入印紙が必要、電子定款なら不要)
・代表者の印鑑証明書
・登記申請書
・印鑑届出書
・その他(代表者の就任承諾書、資本金決定書など)

なお、これらの書類を完成させるためには、法人の印鑑も作成しなければなりません。

準備が終わったら登記

必要な書類の準備が終わり、資本金の払い込みが終了したら、法務局または地方法務局などで登記申請をすることになります。

会社設立freeeは本当に簡単?

「会社設立freee」が簡単という評判を聞いていたので、利用してみることにしました。

会社設立freeeは「必要書類を5分で無料作成」というのがウリのようです。
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*freee説明画面のスクリーンショット

実際の入力方法などは、いろいろなサイトで紹介されているので割愛しますが、簡単に書類が作成できることは間違いありません。
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*freee説明画面のスクリーンショット

ステップ1で必要な事項(会社名、代表者など)を入力していけば、ステップ2では登記(会社設立)に必要な書類ができているイメージです。

戸惑ったのが「専門家を招待する」という操作

基本的に無料で書類作成ができる会社設立freeeですが、定款を電子定款にする場合には、そのための費用が発生します(提携している行政書士に対して5,000円)。

紙の定款で4万円の印紙代を取られるよりは良いですし、自分で準備する手間を考えれば頼んでしまったほうが早い(結果として安い)ということで、試しに利用することにしました。

ところが、ここで1つ、戸惑うことが発生しました。
行政書士からのメールには次のように書かれていました。

※メールを受信しましたら、会社設立freee画面上の専門家を招待するの操作をお願いします。

「専門家を招待するの操作」とはいったい何なのか??」

なんど画面を見直しても該当する項目はありません。

・どこかで処理を間違えた?
・なにかの処理が足りない?
などと考え、最初のページに戻ったり、ログアウトしてログインし直したり。。。

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その後の研修開始時間が迫ってきていることもあり、若干イライラしつつ、もう止めよう(自分で電子定款を作ってしまおう)と思ったときに、ようやく発見しました。
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右上部にあるメールアドレスに矢印を合わせると登場するものでした。

今から考えてみると、「こんなの分かるだろう!」なのですが、そのときはさっぱりでした。

見つからないと思って、探しているからこそ、目に入らなかったのでしょう。
(見つからないんですけど?なんて質問しないで良かったとヒヤヒヤでした・・・)

まあこんなところでつまずく人もいないのかもしれませんが、一応記録に残しておこうかと思った次第です。

今回得られた教訓としては、逆の立場(説明する側)になったとき、
「選ぶべきメニューがどこかに隠れているのであれば、一言書いておくべき。」
といったところでしょうか。

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【編集後記】

この週末は、約20年ぶりに母校(大学)のグランドで硬式野球を楽しんできました。
来月神宮球場で試合があるので、その練習ということで。
軟式とは違ういろいろな「痛さ」がとても懐かしかったです。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

和幸 伊勢丹浦和店
大学卒業後初めて母校のグランドで硬式野球

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