先日、母校野球部の100周年記念パーティに参加しました。
創部当時のことやOBの先輩方の話を聞き、いろいろなことを感じる貴重な時間となりました。
考えさせられるきっかけとなった言葉
OBの方の話のなかで
「現役部員の皆さんはこれからもこの伝統を守っていけるよう頑張って欲しい」
という趣旨(だったような気がする)のコメントがありました。
まず最初に感じたのは、
「別に現役部員は別に伝統を守るために野球をやっているわけではないはず」
ということです。
・野球が楽しい
・野球が大好き
・少しでも野球が上手くなりたい
こんな思いがあるからこそ、自由に使える4年間を、野球中心で過ごすことが出来るのだと考えています。
あくまでも自分が主体(中心)であり、部や部の歴史が主ではないはずです。
俯瞰してみると感じること
その後もいろいろな話を聞いていくうちに、ふと「自分が過ごした4年間は100年の歴史の中ではほんのわずかな期間に過ぎない」ことを改めて感じるようになりました。
自分にとっては大学生活の全てではあっても、野球部の歴史の中では「わずか4%」。
野球部の歴史として考えると、それぞれの部員が過ごす4年間はほんの一部に過ぎません。
その意味では、野球部員として頑張ることが、結果としては歴史の一部になり、伝統を守っていくことにもつながるのだと再認識することになりました。
「野球部としての活動を頑張ることで伝統を守っていってほしい」
というのが言いたかったことの趣旨であるとすれば、冒頭のコメントもOBの一員としてよく理解できるような気がします。
「今」が過去からのいろいろな方々の思いが詰まった歴史の一部であると考えると、その重みを感じるとともに、「いい加減なことはできない」という意識にも繋がるかもしれません!?
会社生活に置き換えてみると
会社生活でも同じようなことが言えるのではないかと感じています。
自分が大きな問題と考えて悩んだり、不満を持ったとしても、会社の歴史の中でみれば、そんなのは大したことではないことかもしれません。
そんなときは狭い視野で現状(自分や自分の周りだけ)を見るのではなく、経営者やOBの方々が築いてきた過去から現在までを俯瞰してみると、新しい発見があるかもしれません。
歴史の重みを感じ、頑張りたいと思える組織にいるのであれば、個人にとっても会社にとっても幸せなことです。
逆に、そこまで見ても自分と合わないのであれば、「伝統を守る・歴史を作る一員」としてふさわしくないと考えて、違う道を探すのもアリかもしれません。
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【編集後記】
昨日は以前から行ってみたかった、いろいろな日本酒が飲める飲食店に行きました。
小さいグラスでいろいろな種類を、と思いましたが、体調がイマイチで思った以上に飲めず残念・・・
ちなみにお店は月曜日でも大繁盛でした。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
かんだ光壽
初めて飲むいろいろな日本酒