成果をあげるには、人が作り出す「場」「雰囲気」「環境」が大切。「負のオーラ」はダメ!

人が作り出す「場」「雰囲気」「環境」をいかに良いものにするか。
組織として成果をあげるためには大切なことだと考えています。

成果をあげるには「良い雰囲気」作りから

組織として成果をあげるには、良い「場」「雰囲気」「環境」が大切だと考えています。

・成長していく会社、部署
・スポーツの強いチーム
・任意のサークル活動
など、どんな組織にでも当てはまることだと思います。

プロ野球の広島カープはここ最近かなり強いチームになっていますが、見ていても憎らしいくらい、雰囲気よく、楽しそうにプレーしている姿が印象的です。

会社であれば、たとえば
・前年比〇〇%達成
・予算比〇〇%達成
など、成果をあげている場合、
・良い「雰囲気」があるか
・よほど良い製品があるか
・よほど怖い鬼軍曹のようなトップがいるか
のどれか、というパターンが多いのではないでしょうか。

このうち、良い製品があるに越したことはありません。

ただしこれはそんなに簡単なことではないですし、逆に
“「良い製品」がないから売上・利益が増えません。”
なんてことは言ってられませんね。

前述の広島カープの例であれば、入団時に全国的に有名だった選手ばかりが活躍しているわけではありません。

チームのなかでしっかりと鍛えられ、さらに良いチームでプレーし続けることで力をより一層発揮しやすい環境が整えられているのだろうと感じています。

では、次の「怖い鬼軍曹」の場合はどうでしょうか。

瞬間的には成果があがるかもしれませんが、長続きしないのではないかと。

そもそも組織にいる人(社員など)が積極的に動いた結果でなければ、
・目先にとらわれ
・工夫もなく
・そのうち息切れする
という可能性もあります。

もちろんトップの厳しさは絶対に必要なものではありますが、その使い方がポイントになるのだろうと考えています。

良い「場」「雰囲気」「環境」は人がつくるもの

組織として成果をあげるための良い「場」「雰囲気」「環境」は人がつくるものです。

会社にはそれぞれの社風がありますし、その中の部署にもそれぞれのカラーはあるでしょう。

ただし、すべてはその組織にいる「人」がつくっているものであり、勝手につくりあげられたものではありません。

だからこそ、組織にいる人は全員が当事者であると考えて、
『良い「場」「雰囲気」「環境」をつくろうとする意識』
を持つことが大切になるのだと思っています。

そのような環境は、強制的につくられるものではありませんので、全員が意識しながら自然とその方向に向かうことが理想ですね。

その意味では、トップの厳しさを、成果をあげさせることに使うよりも、良い「場」をつくることに使うほうが、組織にとっても長期的にはメリットが大きいかもしれません。

たとえば、良い「場」をつくろうとしているなかに、足を引っ張るような人がいれば、そういう人には厳しく接することも必要になるでしょう。

「負のオーラ」系はダメ!

ちなみに足を引っ張るという意味では、「負のオーラ」系はよくないと思っています。

組織のなかで
・人の批判をする
・口から出るのは文句ばかり
・非協力的
・雰囲気を悪くする
など、「負」の雰囲気を醸し出すことは避けたほうがよいですね。

これは上司、部下問わず、です。

部下に厳しく接することは必要でも、やり過ぎると雰囲気が悪くなったり、周囲が萎縮してしまうこともあるので、程度問題かと。
本人がいないところで批判をするのも同様です。

組織としては、成果をあげることがまず第一の目標であるはずです。

そのために必要な雰囲気をいかにつくりあげるか、組織全体で考えを共有しながら進めていける方法を検討してみるのがよいのではないかと考えています。


【編集後記】

この週末、土曜日はゴルフ&仕事&飲み、日曜日は終日がっつり仕事、ということで、あっという間に終わってしまいました。充実していると言っていいのかどうか微妙なところではありますが。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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