辞め際・別れ際・引き際こそ大切に!「会いたくない」はOKでも「会いにくい」は避けるべき。

どんな物事にもいつかはやってくる辞め際・別れ際・引き際。

「もう自分には関係ない」などと思わずに、大切にするべきだと考えています。

いつかはやってくる辞め際・別れ際・引き際

仕事、プライベート、人間関係など、どんな物事にも「辞め際・別れ際・引き際」というのはやってきます。

・仕事を辞めるとき
・仕事の取引や契約が終了するとき
・ビジネスパートナーとの関係を解消するとき
・友人付き合いをやめるとき
・学校を卒業するとき
・組織から離れるとき
などなど。

仕事でもプライベートでも、生活していればいつかはやってくるものでしょう。

そのような関係性が終わるとき、つまり「辞め際・別れ際・引き際」こそ、大切にすべきだと考えています。

「会いたくない」はOK。「会いにくい」はNG。

このようなときに、相手との関係性がなんとなく気まずくなってしまうというケースは結構多いのではないかと思います。

・会社を辞めるときに、引継ぎやフォローもせずに、短期間で勝手に辞めた。
・仕事の取引を一方的に打ち切った。
・ビジネスパートナーに不満があり、仁義を切らずに別のパートナーと組むことにした。
・辞め際、別れ際にこれまでの不満をぶちまけた。
というようなことがあった場合には、その相手との関係性も終わってしまったと考えるべきでしょう。

・こちら側に非がある。
・後ろめたい気持ちがある。
という場合には、おそらくその相手に「会いにくい」という気持ちが強くなっているのではないかと思います。

ただ、できれば、この「会いにくい」という気持ちを持つような終わり方は避けるべきです。

広いようで狭いこの社会、どこで誰と誰がつながっているか分かりません。

その時は一旦関係性が終わったとしても、その後何かのきっかけでまたお付き合いが始まる可能性もありますし。

例えば、最近何かと話題になる、転職後の出戻り。

これなども、転職時の辞め際がデタラメだったとしたら、どんなに優秀でも出戻ることは難しいのではないかと。

辞めるときには、「まさか戻ることなんてない」と思って転職したはずですが、人生何が起こるか、どう考えが変わるのかは分かりません。

もちろんこちらから望んで関係性を終わらせるケースもありますし、その相手がひどい(とんでもない会社、とんでもない上司、どんでもなく性格が悪い、等々)可能性もあります。

そんな理由であれば、こちらからは「会いにくい」ではなくて「会いたくない」という感情になるはずです。

この「会いたくない」はアリだと思います。
いろいろな人、組織、会社がありますし。

一方、街中で会っても「こちらから声をかけられない」「相手を避けたい」と感じるような「会いにくい」という関係性はできれば避けたいところです。

そのポイントは、一言で言えば、「辞め際・別れ際・引き際」がきれいだったかどうか、ということに尽きると思います。

同じことを何度も繰り返していないか?

・〇〇さんとはいろいろあったから会いにくい。
・〇〇社とは気まずいから訪問しにくい。
・飲み会には参加したいけど、〇〇さんが来るなら顔を合わせづらいから欠席する。

多かれ少なかれ、このような思いは誰でもあるのではないかとは思います。
(もちろんそんな思いなんて全くないという素晴らしい人も多いとは思いますが。)

ただ、人によっては、あまりにもこれが多いかなぁ、なんて感じる人もいます。

一度や二度ならまだしも、同じことを何度も繰り返してしまっているのではないかと。

「辞め際・別れ際・引き際」が汚くても、一人だけで生きていくのであれば問題ありませんが、実際にはそんな人は少ないでしょう。

であれば、「その相手とはもう関係ない」などと思わずに、いつどこで再会しても良い関係が復活できるような関係性を築くためにも、「辞め際・別れ際・引き際」をきれいにする意識が大切なのではないかと考えています。


【編集後記】

昨日からお盆休みという会社も多いようですね。
普段であればかなり混んでいる時間帯の電車に乗りましたが、思いがけず座ることができたのが新鮮でした。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

外出先から浦和駅経由で帰宅

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