スポーツも仕事も負け癖をつけないことが大切

先日、会話の中で「負け癖」という言葉が出てきたので、スポーツをやっていた頃を思い出しつつ、仕事面でも「負け癖」をつけないことが大切だと改めて感じています。

何をやってもなかなか成果が出ないのは負け癖?

仕事で関わっている人の中には、どのようなことをやっても成果が出せる人、きっちりと高いレベルで仕事を完成させることができる人がいます。

一方で、何をやっても中途半端に終わってしまう人、周囲の期待レベルほどには仕事を完成させられない人もいます。
このような場合には、仕事で「負け癖」がついてしまっているかもしれません。

周囲からの見る目はシビアですので、

前者には安心して仕事を任せられるが、負け癖がついている人には仕事を任せにくい。

と判断されていると考えた方が良いでしょう。

負け癖とは

負け癖というのは、スポーツの世界でよく使われる言葉ですが、負けが続くことで負けることに慣れてしまうことです。

この負け癖の問題点としては

・負けても平気になってしまう。
・すぐに諦めてしまうようになる。

といったことがあります。

例えば、スポーツで公式戦の前に練習試合を何試合かやる場合、連敗して公式戦を迎えるのと連勝して迎えるのとでは、大きな違いがあります。

雰囲気の良し悪し、精神的なゆとりの有無が全く異なるのは当然です。
また、連敗して負け癖がついた状態では、公式戦の大事な場面でもなかなか踏ん張りがきかなくなってしまうということもあるのです。

負け癖の分類

元陸上選手の為末大さんが、以前のブログで負け癖を次の2つに分けて解説していました。

・敗北への定着
・勝利への躊躇

「敗北への定着」については、いわゆる通常の負け癖からさらに踏み込んでいて、
負け癖のもっとも深刻な状態は「勝負をせずに勝負から降りてしまうこと」
といった捉え方をされています。

「勝利への躊躇」は文字通りですが
勝てそうになると緊張などで思うような動きができなくなって、勝ちきれない状態
であるとしています。

スポーツだけでなく仕事でも大切

負け癖はスポーツだけでなく、仕事や普段の生活の中にも存在しています。

・何をやってもうまくいかない。
・何をやっても続かない。
・仕事でもなかなか成果をあげられない。
このような場合、負け癖がついている可能性があります。

それでも心が折れず、頑張ることができている間は、為末さんのいう「勝負から降りている」状態ではないので、まだチャンスはあると思います。

一方で、「また今回もうまくいかないかも?」などと考えて、踏ん張れない状態(勝負できていない状態)になってしまっていると、負け癖も深刻な状態かもしれません!?

負け癖がつかないようにするために大切なこと

負け癖がつかないようにする、負け癖をなおすには、勝つこと・成功することしかありません。
そもそもそれが難しいわけですが、最初から完勝、100点を目指す必要はありません。

スポーツの場合、自分よりも強い相手とばかり戦うのではなく、同レベルや格下とも戦うことである程度のバランスを保つことができます。

仕事の場合はどうでしょうか。
仕事のレベルを自分で調整できるかどうかは分かりませんが、やはり小さな成功をコツコツと積み上げていくことが一番なのではないかと思います。

自分の中で「やればできる」を積み重ねていくイメージです。

そうなれば自分の意識も変わりますし、周囲の見る目も変わり、結果として全てがうまくいく方向(勝ち癖)に進めるはずです。

まずは1つずつ、できることから始めていくのが良いのではないでしょうか。

おわりに

最後におまけですが、今年のジャイアンツ、広島カープ相手には完全に負け癖がついている感じです(本日時点まで1勝7敗)。

こうなると根本的に何かを変えない限り厳しいでしょうね。。。

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【編集後記】

携帯電話のキャリアを変更するためにソフトバンクに電話したところ、思いとどまらせるための「マニュアル通り&一方的な提案」と「物言い」にドン引きしました。
提案する立場のときに同じことをしてしまわないように気をつけないといけませんね。
やろうと思ってもできないレベルでしたが・・・

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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