自分にミスがあっても指摘すべきことは指摘する強さが必要

大学まで野球をやっていましたが、団体スポーツなので、自分の活躍で勝つ試合もあれば、自分のミスで負けることもあります。
大学に入学して早々、印象に残る出来事がありました。

どんな時でも指摘すべきことを指摘する強さ

大学に入学して間もなく、野球部にとって非常に大切な試合がありました。
その試合は残念ながら惜敗。

要因はいろいろありましたが、ある先輩のエラーが大きなきっかけとなってしまいました。

試合終了後の反省会、その先輩は自分のエラーを認めつつ、それ以外のいろいろな問題点を厳しく指摘していました。

そのときの正直な気持ちは「あれだけのミスをしたのに、よくそこまで言えるな。」といったものでした。
負けたショックやミスをした申し訳なさで、言うべきことを抑えたくもなりそうです。

ところがあとから冷静に考えてみて、その先輩は強かったのだということが理解できました。

チームにとってみれば、単に個人が反省するのにとどまらず、
「チームとして次の試合につなげるためには何が必要か?」
「試合のなかでどこに問題があったのか?」
をきちんと振り返り、考えていかなければなりません。

自分がミスをしたとき、そのことを横に置いてでも、きちんと言うべきを言えるのか。
そのためには「強さ」「自信」が必要だと感じるようになりました。

ビジネスの場面でも同様

ビジネスの場面でも、プロジェクトが上手くいかなかったり、思うような成果が上がらなかったり、あるいはミスをして損失を出してしまったり、ということは普通に起こり得ます。

そのときに自分に至らない部分があれば、個人として反省し、次につなげなければならないのは当然です。
何倍、何十倍も努力をしなければならないということもあるでしょう。

ただし、会社や組織で考えた場合には、個人の反省とは別に、問題点を把握し改善していかなければなりません。

そのためには、たとえ個人としてのパフォーマンスがイマイチだったとしても、
・どこに問題があったのか。
・どこを改善すれば上手くいくのか。
などについて、思っていることがあればきちんと指摘していくことが必要になります。

強い組織を作るためには、たとえ「言いにくい」と感じることでも、個人個人が割り切って発言する強さを持たなければならないのではないでしょうか。

そして、それを組織として受け入れることができる雰囲気、空気も必要なのではないかと感じています。

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【編集後記】

Amazonで購入した商品が21時30分に届きました。
当日に間に合っているとはいえ、非常に微妙な時間です。
配達する人も大変だなとしみじみ感じました。

【昨日の1日1新】
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スタバ 大手町東京サンケイビル店

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