当たり前に使っているそのカタカナ(英語)、相手にきちんと伝わっていますか??

会話をするときに無意識に使ってしまっているカタカナ、その意味が相手にきちんと伝わっているでしょうか?

コンセンサスが得られました!コンセンサスって??

仕事上の会話のなかでは、当たり前に使っているカタカナ(英語)があると思います。

自分が普段使っている言葉であれば、当然その相手も使っているだろう、あるいは意味は通じるだろうと考えてしまいがちです。

こんなことを考えるとき、ふと学生時代のゼミのことを思い出すことがあります。

ゼミではドラッカーの著書を読み、内容についての議論をして、その内容について教授が解説する、というのが一連の流れになっていました。

で、議論の目処がついて結論の方向性が見えてきた時、進行役の人が

「ではコンセンサスも得られましたので、教授に解説をお願いします。」

というのがお決まりのセリフになっていました。

大学3年で初めてゼミに参加したとき、

・ん?コンセンサス??
・なんて意味だったっけ?
・(調べて)あぁ、そういうことね・・・

と理解できたということがありました。

コンセンサスと聞いて、大学生がピンと来ないのかよ!というツッコミはなしとして。。。

会話のなかで、こんな風に使うのね・・・と新鮮に感じた記憶が残っています。

当たり前に使っているカタカナたち

会社に入ってからも、ますますその傾向が強くなり、日常会話の中に英語がポロポロと混ざってくる会話に触れる機会が多くありました。

たくさんありすぎて挙げたらキリがありませんが、パッと本棚にある本の見出し入っているカタカナにはこんなものがあります。

・レビュー
・カスタマイズ
・バックエンド、フロントエンド
・コンテンツ
・タスク
・コミットメント
・プライオリティ
・リソース
・コンプライアンス
・タックスヘイブン
・ティショットシングル
・イップス
などなど。

会話の中で普通に使っているものもあれば、あまり使わないというものも含まれています。

使う/使わないというのは、個人や環境によって大きく異なるでしょう。

新聞には、カタカタのあとに補足されているケースがありますが、そのようなものは稀ですね。

本や記事、テレビやテレビCM、業務上のメールや会話のなかでも、冗談なの?と思うくらい、カタカナが乱立しているものもあります。

そんな文章や映像などを見てもイケてると感じることもありませんし、むしろまったく頭に入ってこないという感じで・・・

言葉は大切。伝わらなければ意味がない!

このような場面に触れるたびに、言葉というのは大切だなと改めて感じています。

仕事柄、こちらが言いたいことを相手にきちんと理解してもらうことが必要です(どんな仕事も同じかもしれませんが)。

・それってどういう意味?
って聞いてもらえれば、まだ救われます。
お互いに確認しあえますので。

マズイのは、
・相手に正しい意味が伝わっていない
・相手にスルーされてしまっている
という感じで、相手からは「まったく頭に入ってこないな」と思われてしまっているケースです。

だからこそ、そうならないために、どのような言葉を使うのが最適なのかを考えなければいけないのだと感じています。

とはいえ、自分自身では「当たり前」と思って使っている言葉なので、なかなか気づけないということもあるでしょう。

そうならないためには、仕事とは関係ない人に確認してみるのも有効だと思っています。

例えば、家族に
・こんな言葉って通じる?
・こんな言葉の意味分かる?
・この言葉、一般的?
などと聞いてみても良いと思います。

また、普段の会話のなかで、「何それ?」って言われた言葉があれば、出来るだけ使わないようにすることも有効ですね。

・同じ業界の人と会話する機会が多い
・同じ組織、似たような環境にいる人と会話する機会が多い
・海外に住んでいた
・英語に自信がある
というような人は、もしかすると無意識のうちに伝わらないカタカナ(英語)を使ってしまっている可能性がありますので、ちょっと意識してみてはいかがでしょうか。

頭で分かっていても難しい「相手に分かりやすく伝える」ということ
普段から人と話しをするときには、難しい専門用語や一般的でない略語、横文字を使用しないように気をつけています。 実践できているの...


【編集後記】

プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズ(ファーストステージ)は、ジャイアンツがヤクルトに連勝しました。
それにしても、2戦目の菅野投手、大舞台でノーヒットノーランとは、さすがですね。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

モンスターエナジーカオス
モンスターエナジー アブソルートリーゼロ
高菜混ぜ飯と明太子 おにぎり


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする