実体験に勝るものなし〜頭では理解しているつもりでも!?〜

頭では理解しているつもりのことでも、「実体験に勝るものなし」だと改めて感じています。

実体験に勝るものなし

・実体験に勝るものはない。
・経験に勝るものはない。

改めてこのようなことを強く感じています。

素直な人は、他人の意見などをそのまま自分の中に取り入れて、自分の意見であるかのように考えられるのかもしれません。

また、素直でない人は、そもそも他人の意見を聞き入れない、聞く耳を持たないということもあるでしょう。

ただ実際には、これらのどちらでもなく、
・他人の意見はきちんと聞き、
・自分の中に取り入れているものの、
・自分の意見とまではならず、
・本当の意味で腹落ちしていない。
というパターンのこと(人)が多いのではないかと感じています。

本当に腹落ちさせるには、やはり自分自身が実際に体験する、経験するしかないような気がしています。

頭では理解しているつもりでも!?

いろいろな人から失敗談などを聞くと「そういうことに気をつけなければいけないのか!」と感じますし、頭の中にはそのような場面での対処法が作られます。

例えば税理士業でも
・安い価格にすることで獲得したクライアントは、もっと安い価格の事務所に流れてしまう。
・単に税理士というだけで知人から紹介を受けても、うまくマッチするかどうか分からない。
などと言われているのを聞くと、確かにそうだろうなと思います。

なんとなく頭で理解した状態ということになります。

そしていざ、自分が似たような立場になったとき、その対処法をしっかりと実践することができるか?といえば、それは想像するよりも案外難しいのではないかと思います。

「他人の失敗談」と自分の置かれた状況とで、外部環境が100%同じならそのまま経験値として生かすことができるかもしれません。

ですが、実際にはそのようなケースは稀でしょう。

頭で理解しているつもりのケース(他人の失敗談)と
・どこか前提が違っている
・自分固有の事情がある
といった場合に、しっかりと腹落ちしていなければ、本当に納得して結論を出すことは難しいのではないかなと。

結果として、聞いていた失敗談と同じような失敗を繰り返してしまうことになるのかもしれません。

それでも、しっかりと納得するためには、自分自身で経験してみるということは避けることができないのかもしれないと感じています。

失敗を前提に許容範囲を決めておく

このように、せっかく周りの人が教えてくれる意見があるにも関わらず、腹落ちできずに判断に悩むことがあります。

他人から失敗談を聞いたものの、自分自身も同じようにやってみたい気持ちを捨てきれないというような状況です。

このようなときには
・失敗することを前提にして
・自分が思う通りにやってみて
・失敗しても受け入れる
と考えるしかないのではないかと思います。

ここで始めて他人の意見と自分の経験がリンクして腹落ちできるので、思う通りにやってみることはマイナス面ばかりではないはずです。

ただし、いくら「経験」のためとはいえ、取り返しがつかない失敗は避けなければいけません。

それなりに失敗する可能性があることを認識としつつ、自分が許容できる範囲(金銭面、時間面などなど)をあらかじめ設定しておけば良いのではないかと考えています。


【編集後記】

プロゴルファーがスコアを改ざん(2打)したことにより、10年間出場停止というニュースがありました。20歳からの10年間ですから、あまりにも代償が大きすぎましたね。
プロだったり、子供の頃から良いスコアを求められる環境で育ったりすると、そういう衝動にかられてしまうことがあるのでしょうか。。。
たくさん叩きすぎてスコアを数え間違えてしまう!?くらいのアマチュアのほうが、楽しいゴルフと言えるのかもしれません。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

魚鈎のミックスフライ定食


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