税理士試験まであと４ヶ月、逆転は十分可能です〜まずは先生と話しましょう

今年の税理士試験まで残り４ヶ月を切りました。

繁忙期などにより思うように勉強が進んでいなかったとしても、今からでも逆転することは十分可能です（ほとんど勉強してこなかった初学の人はさすがに厳しいですが）。

まず最優先でやること～現状把握

受験に専念している人は別として、学生や働きながらの受験では確保できる勉強時間に限りがあります。

ただやみくもに「頑張る」だけでは、なかなかゴールに近づけないのではないでしょうか。

何をやるにしてもゴール（目標）に対して、自分がどのあたりの位置にいるのかを正しく認識することが大切です。

専門学校に通っている人は、毎月のテストや授業に対する理解度合いなどで、なんとなく自分の位置づけがイメージできるでしょう。

ここでかなり上位にいるという自信がある人は、自分なりのやり方があると思いますので、このままのペースで続けていけば良いと思います。

一方で、「かなり厳しい」とか「やや微妙」と自覚している場合、この時期が本番で逆転するために今後の取り組み方を検討するラストチャンスかもしれません。

厳しいと感じていたらすぐにやるべきこと
～専門学校の先生に相談して計画を立てる

少しでも不安があれば、出来るだけ早く、授業を受けている先生に相談に行くべきです。

通信受講の場合でも、最寄りの校舎に行くか、電話でも相談できるかもしれません。

相談するときには、ありのままの自分の現状を話したうえで
・ゴールデンウィークに何をするか（遅れていれば取り戻す大きなチャンス）。
・ゴールデンウィーク明けからどのように勉強を進めるか。
を決めてしまう必要があります。

自分の場合には、法人税法（２年目）と消費税法（１年目）の２科目を受験した年、両立が厳しいと感じ始めたゴールデンウィーク前の時期に、法人税法の先生に相談に行きました。

現状をきちんと説明するために、下のような簡単なメモを作成しました。

＊勉強方法の相談の際に用意した学習の状況に関するメモ

こちらの現状を短時間で理解してもらったうえでアドバイスが欲しかったからです。

メモを見ながらの相談は、「なんだか会議みたいだね（笑）」と言われつつ、きちんと現状を伝え、その後の計画を立てることができました。

最後に～本試験まで

計画を立ててその通り実行するというのは、よほどユルイ計画でない限り案外難しいです。
突発的な用事で時間が確保できなくなることもあるでしょう。

取り返しがつかないほどに遅れてしまうことを防ぐために、定期的に先生と会話（相談）することがおすすめです。

上のように熱心に相談していれば、気にかけてもらえるはずです。
そうなると「頑張らなきゃ！」とか「サボれない！」という感情も湧きやすいと思います。

計画が進捗通りに進んでいるかなど、率直に相談して、必要であれば計画をちょこちょこと見直すことも必要です。

少し面倒に感じる方がいるかもしれません。
しかし、今の時点で厳しい状況に陥っているわけです。
かなりの覚悟で何かを大きく変えない限り厳しいままで終わってしまいます。

ゴールデンウィーク前なら十分間に合うタイミングです。

お金を払っている以上、利用できるものは利用し尽くして合格を勝ち取りましょう。

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