今年(2019年)の1月からゴルフルールが改正され、林の中などに入ったボールを探すことができる時間が3分に短縮されました(以前は5分)。
「ボールが見つからない・・・」を極力減らすために、できることを考えてみました。
ボール探しの時間が3分に
今年(2019年)、ゴルフルールの大幅な改正が行われました。
以前にも書きましたが、大幅にルールが変わっていて、影響がありそうなもの、なさそうなものなど、いろいろありそうです。
その中で、ボールが曲がって林の中に飛んでいくことが多い人にとって影響がありそうなのが、この「ボールを探せる時間の短縮(5分から3分へ)ではないでしょうか。
自分が打ったボールが見当たらないとき、ボールを探すことができる時間が3分に短縮されました。
やってみるとよく分かりますが、3分というのは結構あっという間に過ぎてしまいます。
感覚的には、林の中に入ってしまった場合などは、ざーっとありそうな付近を歩きながら探してみてボールが見つからなければそのあたりで3分経過、となるのではないかと。
もちろん、スロープレー撲滅のためにボール探しの時間そのものを減らすことは賛成ですが、プレーヤーとして考えると、なんとか時間内でボールを見つけたいところです。
そこで、「林の中でボールが見つからない・・・」ということを極力減らすために用意しておくと良いものを考えてみます。
ロストボールを防ぐために用意しておくと良いもの
林の中に入ってしまったボールをしっかりと見つけて「ロストボール」にならないために、次のようなものを使ったりしながら工夫しています。
GPS距離測定器
まず1つめがGPSの距離測定器です。
現在は腕時計型のGPS距離測定器であるGarminを使用しています。
距離測定器は、基本的にグリーンや目的場所までの残りの距離を測るものです。グリーンまであと150ヤードだなとか、あそこのバンカーまで200ヤードだな、などなど。
また、このような機能以外に、自分が打ったボールの飛距離を見ることもできます。
すると、ボールを打った地点から今いる地点までの距離が分かることになります。
さっき打ったところからここまでがだいたい150ヤードくらいだな、なんていう感じです。
ということは、例えば、ドライバーで230ヤード飛ぶ人の場合、林の中にボールを打ち込んでしまったら、Garminでさっき打ったところからの距離を見ながら、200ヤード付近からあたりをつけて探し始めることができるわけです。
もちろん打った感触、当たりが悪ければ180ヤード付近から探し始めても良いですし、木に当たっていたらもう少し手前からのほうが良いかもしれません。
いずれにしても、GPS距離測定器なら、ざっくりとでも距離を見ながら、ボールを探し始めることができるので、短い時間でボールを探すには欠かすことができないグッズなのではないかと思っています。
サングラス
次がサングラスです。
天気が良い日など、太陽が出ている時に林の中に陽の光が差し込んでいると、葉っぱなどに光が反射してしまい、ボールなのか葉っぱなのか、あるいは別のものなのか、の判断がつきにくくなってしまいます。
この「反射してボールかどうかがよく見えない」というのは、短い時間でボールを探すにはかなり不利な条件です。
すぐそばに行ってボールが反射しない程度の距離感にならないと、ボールが発見できないわけですから。。
そのような反射があってもボールを見えやすくしてくれるのがサングラスです。
太陽の向きや季節によっては、ショットの時にはサングラスの必要がないというケースも多いでしょう。
そのように「ショットのときにはサングラスが不要」という条件でも、林の中によく打ち込む人なら林の中だけででもサングラスをかけることがおすすめです。
さらにサングラスによって目の疲れもある程度防止できるわけですから、忘れずに用意しておきましょう。
見えにくい色のボールは使わない
さらにもう1つ。
見えにくいボールを使うのはやめましょう。
たとえば林の中の地面が茶色い土の場合、ボールがオレンジ色だと見えにくいかもしれません。
・白なら見つけやすいか?
・黄色なら見つけやすいか?
などいろいろな感覚の違いがあるとは思いますが、少なくとも明らかに「見えにくい色のボール」を使うだけは避けたほうが良いですね。
ボールが見つからなかった場合は?
ちなみにボールが見つからなかった場合、暫定球を打っていればその暫定球でプレーを続けることになります。
では、もし暫定球を打っていなかったらどうなるでしょうか。
基本的にそのショットを打った地点まで戻って、1打罰で打ち直しです。
もし1打目が見つからなかった場合、打ち直しが3打目になりますので、OBと同じ扱いということになります。
ただし、これについては新たなルールが設けられて、無くなったと思われる地点の近くから2打罰でプレーを続行することができるようになりました。
例えば1打目が曲がってしまってボールが見つからなかった場合、ボールが無くなったと思われる付近から4打目(1打+2打罰で3打目が終了)でプレーすることができことになります。
「前進4打・プレーイング4」と同じような扱いですね。
ティグランドまで戻ってまた打ち直すよりは精神的にも助かる気がします。
ただし、プロや正式な競技では認められないようなので、どこまで適用できるのかが分かりませんが。。
そもそも曲がらなければボールを探す必要もない!のですが、分かっていてもなかなか出来ないというのが難しいところでもあり、ゴルフの面白さでもあります。
もしボールがよく曲がる、林の中に飛んでいくという方は、前述した方法を試してみることをおすすめします。
【編集後記】
昨日と今日の2日間、日常から離れた施設・空間・環境で、今後の進むべき方向性を考えてきました。
日常生活に流されず、立ち止まって考える時間を設けることの大切さを再認識しました。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
ATAMI せかいえ