ゴルフ初心者のときに意識しておくと良いこと。ゴルフが嫌いにならないために・・・

ゴルフ初心者のころは、「何に気をつけてプレーしたらいいかが分からない」ということもあると思います。

まずはこれだけ意識しておけば良いのでは？ということを書いてみます。

1 それなりに打てる１本を練習する
2 ゴルフコースでは３本持ってダッシュ
3 ゴルフ嫌いにならないために

それなりに打てる１本を練習する

ゴルフを始める場合、多くの人はゴルフクラブのセットを購入します。

ゴルフクラブは最大14本までラウンドで使うことができますが、最初に買うセットで14本揃っているケースは少ないかもしれません。

それでも７〜８本から10数本は揃っているでしょう。

そうすると
・全てのクラブを打てるように練習しなければ！
とか
・ドライバーが難しいと聞くから、ドライバーをたくさん練習しなきゃ！
と思う人も多いと思います。

もちろん全てのクラブを同じように練習して、あっという間に上達してしまう人もごくわずかいるかもしれませんが、そもそもそんなに練習できないという人のほうが多いのではないかと思います。

その場合、レベルにもよりますが、まずは

「それなりに打てるクラブ１本だけ」を重点的に練習する

という方法もアリです。

ゴルフコースに行ったとき、「どんな状況であっても、そのクラブならなんとかなる」という１本を持っておくと、精神的にかなり楽になりますので。

私がゴルフを始めて間もないころ、50代くらいの方と練習場で一緒になったときに「ドライバーがまっすぐいきません！」と話したところ、「そんな簡単にはいかないよ。俺だってまだまだ曲がるんだから・・・」と言われました。

上手な方の発言だったので驚きましたが、「だったらドライバーばかり練習してもあまり意味ないか・・・」なんて感じたことを思い出します。

現在に至るまでドライバーに悩み続けているとは、当時も想像していませんでしたが！？

ドライバーや短すぎるクラブだと、ゴルフコースであまり頼りにならない可能性がありますが、たとえば「７番アイアン」くらいなら、易しさと飛距離もそこそこなので、便利かなと思います。

ゴルフコースでは３本持ってダッシュ

これはゴルフを始めたころ、一緒にラウンドをさせていただいたゴルフの師匠（現在も）から教わったことです。

それが

コースに行ったらとにかくクラブを３本持ってダッシュ

というものです。

ゴルフ初心者なら
・下手なのはしょうがない
・曲がるのもしょうがない
・でもスロープレーにならないように心がけることはできる
ということです。

一般的に初心者の場合、ボールが曲がったり、ミスしたり、ほとんど飛ばなかったり、なんてことが起こり得ます。

それは誰もが通る道なので仕方ないのですが、その分だけ他の人よりも時間がかかるので、無駄な時間をできるだけ減らそうということです。

たとえば、ボールが曲がって林の中に行ってしまったとき
・同伴者と一緒に会話しながら歩く（カートに乗る）
・林に入ったあたりで別れて、自分はボールを探しにいく
・ボールが見つかったら、クラブを取りに戻る
・クラブを取ってからまたボールのところに戻る
・なんどか素振りしてようやく打つ
だと、かなり時間がかかります。

同伴者を待たせてもいるでしょう。

そのようなときには、とりあえずクラブを３本くらい持って、ボールを探しにダッシュすれば良いのです（同伴者の邪魔にならないように気をつけながら）。

うまくすれば自分がボールを見つけたとき、同伴者はまだ後ろを歩いているかもしれません。

つまり、そこで打つことができれば、周囲を待たせていないわけですから、スロープレーを避けられているということになります。

同伴者が「初心者である自分を待っている時間」を減らすことが大切であり、そのためには「クラブ３本を持ってダッシュ」することが非常に有効です。

ちなみに「どの３本を持てば良いか分からない」のであれば、前述した得意な１本、あとは距離次第で短めのクラブとか長めのクラブで設定すればOKです。

私自身、いまでもボール探しダッシュ（気持ちはダッシュしているつもり！？）をしますが、５番アイアン、７番アイアン、９番アイアン（たまにウェッジ）と決めています。

林の中から打つので、これらのクラブは傷だらけだったりもしますが・・・