有名な「野村ノート」も日々のメモから。毎日、文字・文章を書いていますか?「書く」ことを習慣にするメリット。

「書く」ことを習慣にすることができると、いろいろなメリットがあると考えています。

日々「書く」ということ

日々、「何か」を書いているでしょうか。

・仕事上の連絡事項を書いているよ
・仕事上の書類を作成しているよ
・友人とLINEやメールのやり取りをしているよ
など、いろいろあるとは思います。

ここで言いたい「何か」というのは、これらとは少し違っていて
・自分が感じたこと
・自分が思いついたこと
・自分が考えていること
・自分が決めたこと
・自分が記憶しておきたいこと
・誰かに知ってほしいと自分が思っていること
などです。

・あえて書く必要はないし、
・書かなくても誰にも迷惑をかけないけど
・書いておいたほうがいいかな
となんとなく感じること、というイメージでしょうか。

文章やメモなどどんな形式でもよいので、このようなものを日々書くことを習慣にすることができると、いろいろなメリットがあるのではないかと思っています。

野村監督の「野村ノート」はメモが始まり

プロ野球の世界で名将の1人とされている、ノムさんこと野村克也さんといえば、
・データ野球
・ID野球
・野村ノート
といったものが有名です。

少し前に興味深く読んだのが「野村メモ」という書籍です。

内容はいろいろと面白いので、機会があれば、特に面白そうな項目を改めて紹介したいと思います。

で、この本によるとノムさんは、現役時代からとにかくメモ魔で、ことあるごとにメモを取っていたようです。

キャッチャーだったノムさんは、試合が終わると
・相手打者の長所(好きな球種、コースなど)
・相手打者の短所(苦手な球種、コースなど)
・なぜヒットを打たれたのか
・なぜ抑えることができたのか
を考え、メモし、それらをノートにまとめていました。

また、それ以外にも打者として、相手投手のこともメモしていました。

さらには、そのメモを見返し、情報が変わればメモを書き直すなどして、常に情報を更新しながらメモを続けていたのだそうです。

このメモが、有名な「野村ノート」のもとになっているとのことであり、
・感じたこと
・考えたこと
・覚えておきたいこと
をメモしておく、書いておく、記録しておくことの有用性というのはかなり説得力がありますね。

「書く」ことを習慣にするメリットはいろいろ

・「書く」こと
・「書くこと」を習慣にすること
のメリットはいろいろあると思います。

前述した書籍では、ノムさんがメモの効用として2つのことを書いています。

*記憶力を高めてくれる(経験したこと、学んだことを忘れにくくする)
*観察力、思考力(発想力)を高めてくれる
であり、特にメモの重要性を実感するのは、2番目のほうだそうです。

ノムさんが書いているから、というだけではなく、これは本当にそうだと自分自身も感じています。

私の場合、基本的にその「メモ」や「書く」ものの中心が、このブログです。

前述したような、
・自分が感じたこと
・自分が思いついたこと
・自分が考えていること
・自分が決めたこと
・自分が記憶しておきたいこと
・誰かに知ってほしいと自分が思っていること
などを出来るだけ書いていきたいと思っています。

もともとは平日に毎日更新しようと始めましたが、現在まで3年以上続いているのは、いろいろな「メリット」があるからです。

直接的なメリットは
・記事を読んでいただける
・自分のことを分かっていただける
・ブログをきっかけにして記事や本が書ける(可能性がある)
・税務に関する仕事の依頼をしていただける(可能性がある)
というものがあります。

ただ、それ以上に、自分が自分で考えながら感じていることを文章にすることで、「内省するきっかけができる」ことのほうがメリットが大きいように感じています。

ノムさんの仰る効用「観察力、思考力(発想力)を高めてくれる」と通じる部分があると思っています。

さらにもう1つ、書いていればそれをあとから読み返すことができます。
頭で思っただけでは、忘れてしまったら振り返ることができません。

受験勉強の間違いノートも読み返すから意味が出てくるものですので、自分なりのメモ、文章も読み返すことができるように「文字」にしておくことが大切なのかなと。

強制力を働かせるなら外部発信か!?

ちなみにこの「書く」という作業では、何をどこに書くかも大切です。

第一段階としては
・ノートに手書きメモ
・日記帳
・スマホのメモ
・ブログ
など、どんなものでもよいと思います。

ただし、やり始めたもののなかなか長続きしないんだよね・・・なんてことになってしまう可能性もあります。

なんらかの強制力が働いたほうが長続きする可能性が高いので、ブログなど、強制力を働かせられるようなものを選ぶのがよいかもしれません。

いずれにしても、最初はどんなことでも「まずは書いてみる」ことから始めるのがよいのではないかと考えています。


【編集後記】

昨日は籠もって粛々と事務作業、書類作成、申告業務などを行っていました。
お昼くらいは外で食べようかと思って入った店では、おかずを洋服に派手にこぼしてしまうハプニング発生・・・
疲れているときはいつも以上に慎重に行動しないといけませんね。。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

清緑園


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