経理部でも「お金がもらえる仕事なのかどうか」を意識することがスキルアップにつながります

経理部で仕事をしていると、直接的にお金を稼ぐということがあまりありません。

だからこそ
「自分の仕事が外部(社内の他部門や社外)からお金を貰えるものなのかどうか。」
を常に意識するようにしています。

お金をもらう価値がある仕事なのかどうか

日々の仕事をおおまかに分類すると

・担当業務として定常的に行うもの(毎日、毎週、毎月、3ヶ月ごとなど)
→伝票チェック、(月次/四半期)決算処理、業績報告など
・非定常的、突発的に発生するもの
→特殊な経理処理の検討、税務上の判断が必要な事項の検討、プロジェクト的なものなど

といった感じに分類することができます。

さらにこれらの業務は「頭を使うもの」と「使わないもの」とに分けることができます。

非常にざっくりではありますが、「非定常的な業務」かつ「頭を使うもの」は付加価値が高いことが多いと考えられます。
社内外を問わず、もしもビジネスとして行うなら、それなりの対価を設定する(お金をもらう価値がある)はずです。

逆に「定常的な業務」かつ「頭を使わないもの」は相対的に価値が低く、そのなかには「作業」に近いような業務(お金をもらう価値がない)ものも多いのではないでしょうか。

価値に応じて力の入れ方を変えるのは当然

付加価値が高い業務というのは、専門知識が必要だったり、判断が難しかったり、いろいろな調べ物をしなければ対応できない、ということも多いです。

それなりの対価を設定することができると考えると、その業務に対しては
・自分の専門性を活かしつつ
・(必要に応じて)しっかりと時間をかけて
・間違いのないように
対応する必要があります。

聞かれたことや言われたことへの対応だけでなく、一歩踏み込んでプラスアルファの情報提供が出来ると、自分ならではの価値が提供できるのではないでしょうか。

例えば「AはBか?」という質問に対しては、
「AはBです。」で終わらせず、「Cの場合はDで、Eの場合はFになりますよ。」
という情報まで提供できるかどうか、といったイメージです。

逆に、価値があまり高くない業務(作業系)の場合はどうでしょうか。
雑に済ませたり、間違うことは許されませんが、最低限の合格レベルに達していればOKと割り切ることも必要です。

ここに時間をかけすぎると、結果として誰も得していないということになりかねませんので注意が必要です。

社外でも通じる自分になるために

経理部門に限らず、管理部門で仕事をする場合、業務上の関わりは圧倒的に社内の人が多くなります。

それだけに、狭い世界だけを見て「これでよさそうだ」と考えるのではなく、常に
「自分の仕事が外部(社内の他部門や社外)からお金を貰えるものなのかどうか。」
という意識を持ち続けることが、自分自身のスキルを高めることにつながると思います。

「資格の有無」や「転職を考えているかどうか」は関係ありません。

自分自身が提供できている価値を見直すとともに、自分が社外でも通用するのかどうかを俯瞰することが「どこででも通用するビジネスマン」になる第1歩ではないでしょうか。
(間違いなく社内でのツマラナイしがらみは、気にならなくなります。)

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【編集後記】

いよいよ明日からプロ野球が開幕します。
ここ数年はテレビで試合を見る機会がどんどん減ってきていますが、
「いざ開幕!」となると緊張感が出てくるのが不思議です。

今年はいろいろとありましたが、盛り上がるといいですね。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

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ランチパック ハムカツ

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