無料だけど大混雑の研修と有料だけどゆったり受講できる研修

ここ3週間ほどの間に、たまたま似たようなテーマの研修を受講する機会がありました。

テーマは主に相続税関連での非上場株式の評価ということで、どちらも参考になる内容でしたが、受講したときの快適さがまったく異なりました。

2つの研修における快適さの違い

2つの研修のうち、1つは有料(といっても6,000円)、もう1つは無料(税理士会主催のものであるため)のものでした。

有料の研修

会場のホールはそれなりに混雑はしていたものの、ぎゅうぎゅうという感じではありませんでした。

隣には人が座らない(1人おきに座るくらい)という程度でしょうか。

メモを取ったりするのにも特に気になることはありませんでした。

無料の研修

一方で無料のほうは大混雑、ほとんどの席が埋まっていました。

当然、両隣には人がぎっちり座っていました。

普通のホールなので、机と椅子がある会場と比べて隣の人との距離も近いです。

講演を聞いたり、音楽を聞いたりする分には問題ありませんが、いろいろとメモを取りたい研修としては、結構厳しい状況でした。

また、満員の熱気か?会場は暑く、落ち着いて研修を受けられる状況ではありませんでした。

もちろんタダで受講しているわけですから、文句も言えませんが、最後まで残るのが精一杯だったというのは、少し残念でした。

2つの研修の共通点と相違点

共通点

・テーマ:非上場株式の評価など
・セミナー会場:どちらも同じホールを使用
・平日の昼間開催

相違点

・受講料:有料(6,000円)と無料
・研修時間:有料→1日、無料→午後のみ
・講師や主催団体

両方の研修に申し込んだものの、「どちらか1つで良かったかな?」と思うほど、自分にとっては比較的似たような内容であると感じていました。

ところが参加人数には大きな違いがありました。

ぱっと思い浮かぶ理由としては、無料かつ半日で手軽だったということくらいです。

そんな単純なことではないかもしれませんが、申し込みやすかったのは間違いありません。

あらかじめ状況が分かっていたとしたらどちらを選ぶか

もしも事前に2つの研修の状況が分かっていたとしたら、有料のセミナーにしか行かなかったと思います。

無料とはいえ、落ち着いて受講できない状況ではあまり身にならないと感じたためです。

次回以降、この種の無料研修があった場合、よほど魅力的なテーマでない限り、参加を見送るかもしれません。

やはり、きちんとお金を払ったほうが良い環境が用意されていることが多いはずですし。

また、今後もし自分が何らかの研修等を企画する場合には、このような受講する側の状況にも配慮したうえでセッティングしなければならないとしみじみ感じました。

ちなみにしつこいようですが、今回受講したような研修をセッティングしていただいたこと自体には感謝していますので、念のため。

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【編集後記】

ゴルフの全英オープンが開幕しました。
日本勢は初日のスタートがイマイチでしたが、2日目以降盛り返してくれることを期待しながらテレビ観戦したいと思います。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

池袋にある某牡蠣料理のお店

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