100回のうちの1回の成功に目を向けることが「成功か失敗かの分かれ目」。松下幸之助さんの言葉から。

「1勝9敗」とか「1勝99敗」などとも言われますが、数撃っての「1勝」の大切さがいろいろなところで説かれています。

松下幸之助さんの言葉「成功か失敗かの分かれ目とは?」

松下幸之助さんの言葉を紹介している本で、8月12日の言葉が
「成功か失敗かの分かれ目が」
というものです。

100の事を行って、1つだけ成ったとき、

成らなかった99に目を向け、力を落とすか、

成った1つに目を向け、希望を抱くか。

成功か失敗かの分かれ目が、こんなところにもある。

このようなことを仰っていたようです。

最近、いろいろな「学びの場」においても

「数を撃たなければ当たらない」

という趣旨の話を聞くことが多くあります。

普段、1度失敗してしまったら「あっ、やってしまった」と思って、
なかなか次のチャレンジに進めないことがあると思います。

次こそは失敗しないようにしようと。

ただ、そんなことを考えているうちに、そして、考えれば考えるほど
「動けなくなってしまう」
「次の一歩を踏み出せなくなってしまう」
ということもあるのではないでしょうか。

同じような内容では、ユニクロ創業者の柳井さんが
「一勝九敗」
という書籍を書かれていて、これも有名ですね。

10回新しいことを始めれば9回は失敗する。

100回のうち1回の成功よりもかなり確率が高いですが、
「すべての成功はありえない」
「失敗することが当たり前」
という感覚、考え方の習慣を身に着けるためには、頭に入れておくとよい言葉だと思っています。

頭では分かっていても、失敗すると凹んでしまうことも多いですが、
すぐに切り替えて次のチャレンジに進むことで、
10回のうちの1回の成功
100回のうちの1回の成功
につなげることができるのでしょう。

エジソンの成功も多くの失敗から

上述の松下幸之助さんの言葉を紹介した本では、

エジソンは、99の失敗の後に、1つの成功があったとして、発明王になりました。

とも紹介されています。

エジソンといえば、「偉大な発明家」ですが、
「たくさんの失敗を繰り返したこと」でも有名です。

エジソンにまつわる言葉でどんなものがあるかを軽く調べてみました。

・失敗すればするほど、我々は成功に近づいている。
・成功する人は「思い通りにいかないことが起こるのは当たり前」だと分かって挑戦している。
・失敗はしていない。〇〇通りのうまくいかない方法を見つけただけ。
などなど。

ネットで軽く検索するだけでも、エジソンが
・努力し続けることが大切
・成功するまでやり続けることが大切
・うまくいかないことなんて当たり前
といった趣旨の言葉をたくさん残されていることが分かります。

まずはやってみること。ダメージが麻痺するくらいにたくさんの数を撃つ!?

自戒も込めて、ということになりますが、このような言葉に触れると

成功するためには
・まずはやってみること
・そしてうまくいかなければ、やり方を見直して改めてやってみること
が必要であると、改めて認識させられます。

うまくやろう、成功しようと思えば、失敗も大切です。

以前聞いた言葉で印象に残っているのが

・とにかく「数撃ちゃ当たる」方式で数をこなすこと
・うまくいかなくても試行錯誤を繰り返しながら、数をこなすこと
・そうすると失敗のダメージを受けている暇もなく、ダメージも麻痺する。
・さらにはそれをダメージとも感じなくなる。

というものです。

もちろん試行錯誤を繰り返すなかで、
「考えることは大切」
ですし、やみくもにただやればよい、わけではありません。

しっかりと考えつつ、「量を稼ぐ」ということで、前述したような名言にも繋がってくるものだと感じています。

考え過ぎてしまっていてなかなか動けない!
場合には、まずはダメージをダメージと感じる暇がないくらい、
数をこなすことを意識してみるのもよいかもしれませんね。

ちなみに、
「挑戦を繰り返す」
「とにかく数を撃つ」
ことができなくなってしまうほどの大きなダメージは避けなければなりません。

たとえば、「会社が潰れてしまう」とか「破産に追い込まれる」ような、
無謀な挑戦は再チャレンジの機会が奪われてしまう可能性もありますので、注意が必要です。


【編集後記】

先週末、2日間ゴルフに行きましたが、どちらもこの時期にしてはマシな暑さの中でプレーすることができました。
日差しがあるかないかで大違いなので、日傘の投入もそろそろ真剣に検討しようかと考え始めました。

【昨日の1日1新】
「1日1新」とは→詳細はこちら

手打ち蕎麦 菊谷
新しいルートでゴルフ場へ移動
ほんちゃん


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