時間ドロボーにならないために「制限時間」を意識することが大切。ただし制限時間オーバーが嬉しいことも!?

時間ドロボーにならないために、「制限時間」が決められている場合にはそれを守ることが大切だと改めて感じる出来事がありました。

とある会場で発生した時間ドロボー事件!?

先日、大学の先生の話を聞く機会がありました。

それは高校生・保護者向けの学部・学科説明会で、
大学の先生が自分の学科について10分程度で紹介する
というものでした。

自分の学科を選んでもらうため、限られた時間のなかで学科の内容や魅力を伝える必要があります。

で、トータル2時間くらいのなかで、10分ごとにみっちりとスケジュールが組み込まれているのですが、1人目の先生からなんとハプニング発生。

説明10分、次の学科の準備の時間が5分、の予定にもかかわらず、いきなり15分以上、説明を続けてしまったのです。

その説明会がその会場だけで行われているなら、単に5分延びただけで終わる話だったかもしれません。

ただ、そのイベントは、隣の教室でも同じタイムスケジュールで違う学科の説明がされており、
・教室間を行ったり来たりしながら
・聞きたい学科を聞ける
というものだったのです。

つまり、この教室で説明を聞いていた人のうち、2コマ目は隣の教室の学科を聞こうと考えていた人は、説明の一部を聞けなくなってしまったのでした。

説明の途中で隣の教室に移動する人もいましたが、なかなか立ちにくい、移動しにくい状況だったのではないかと感じました。

話すことのプロだからこそ「話すことができる時間」を守る意識が大切だと再認識

これ、話すことに慣れていない人が、
一生懸命説明しようとして、ついつい時間をオーバーしてしまった
ということなら分かる気がします。

ただ、今回は大学の先生です。

本職は研究かもしれませんが、「教える」「話す」ことも大きな仕事の1つだと思います。

「話すことのプロ」だからこそ、「話すことができる時間」のコントロールがしっかりとできたほうが
話の内容にもより説得力が増したのではないか
と感じました。

たいした時間ではない(ほんの数分)かもしれませんが、
せっかくの説明会で聞きたい説明を聞けなくなってしまう・・・
というのは、やはり立派な時間ドロボーなのだろうと思います。

時間ドロボーとは相手が望んでいないのに時間をオーバーすること

ちなみに、このような場合の「時間ドロボー」というのは

相手が望んでいないにもかかわらず時間をオーバーすること

だと考えています。

逆に言えば、聞く側が「時間オーバーOK」なのであれば、それは「時間ドロボー」にはならないのではないか、と感じています。

以前は、それも「時間ドロボー」では?と感じることもありました。

ただ最近では、
セミナー等で延長していただけることはありがたいことだ!
と感じるようになってきました(内容にもよりますが)。

延長したとしても追加料金を支払うわけでもなく、同じ料金であるならば、長い時間、説明を聴くことができたほうがお得感がありますので。

このように
・相手が望むもの(延長)なら=>時間ドロボーにはならない
・相手が望まないもの(延長)なら=>時間ドロボーになる
ということになるのでしょう。

「行かされているセミナー」に参加している場合を除けば、
・別に延長してもらってもいいですよ!
・そのほうがお得ですしありがたい!!
という感じでしょうか。

すべてのことに制限時間を設けることが有効

改めて書くほどのことでもありませんが、
あらゆることに制限時間を設ける意識というのが有効
だと考えています。

ちょっとした打合せで「10分だけ」と言いながら、30分や1時間も打合せをしてしまっては、いくら時間があっても足りません。

打合せ、こなすべき業務、読書など、どんなことでも
・制限時間を設ける
・タイマーをセットする
・終了時間を意識する(守る)
ことで、自分の時間、相手の時間を奪わないように気をつけたいですね。

くどいようですが、延長してもらって嬉しいもの(ためになるお話し、セミナーなど)は、延長大歓迎です、念のため!?


【編集後記】

昨日は事務所にこもって事務仕事をこなしつつ、すきま時間で歯医者さんと床屋さんに行ってきました。
あわよくばゴルフの練習も!と思っていましたが、そこまでは時間がまわりませんでした。
最近、かなりゴルフから遠ざかっているので、少し時間を組み直す必要があるかもしれません。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

キッチンオリジン西巣鴨店


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