「自分がされたらイヤなことは他人にしないようにしましょう」というのは、小学生のころからさんざん言われてきたことです。
自分がされたらイヤなこと
自分がされたらイヤなことは、他人に対してやらないように気をつけています。
「無意識のうちにやってしまっている」というのが怖いので、「強く意識して」やらないように気をつけることもあります。
それでも気づかないうちに何かやってしまっていることがあるかもしれませんが!?
で、その「されたらイヤなこと」の1つが、後出しジャンケン的な値下げの要求です。
“後出しジャンケン的”値下げ要求は困りもの
値下げ要求があった場合の対応については、いろいろと対応が分かれると思います。
会社であれば組織としての方針もあるでしょうし、個人であればポリシーを定めている人も多いようです。
パターンとしては
・一切値引きには応じない。
・値引き幅を決めている。
・交渉次第
といったところでしょうか。
私の場合、値下げ要求に対する対応はケースバイケースだったりもしますが、特にイヤなのは、後出しジャンケン的値下げ要求です。
イメージとしては
・相手からは前もって希望の金額が明確に提示されているわけではない。
・値下げを要求する根拠もない。
にもかかわらず、こちらが金額を提示すると一定割合の値下げを要求してくる感じです。
(非常に多いパターンなのでしょうね)
・値切らなければ損と思っているのか。
・とにかく少しでも値下げが要求が通れば満足なのか。
は分かりませんが、こちらとしては「後出しされた感」は拭えません。
そうなると次回は、値下げ要求を想定して少し高めの金額からスタートする、なんていうムダな時間を費やすことにもなりかねません。
いずれにしても、長い目で見てお互いに気持ちよく付き合える関係にはなりにくいです。
少なくとも自分ではそのような交渉の仕方は避けようと考えています。
価格表がないと値下げ要求しやすいという心理
このような後出しジャンケン的値下げ要求があるのは、やはり事前に価格を明確にしていないことが理由の1つであると考えています。
*価格表がある場合:その価格であることを受け入れやすい。
*価格表がない(明示していない)場合:見積書だと値下げ交渉の余地があると期待する?
このような心理が働くのかもしれませんね。
「自分がされたらイヤなこと」をされないようにするための準備を、日頃からしておかなければならないとしみじみと感じています。
最後におまけ
自分がされてイヤなことのなかには、「愛社精神を強要すること」というものもあります。
すでに関係なくなりましたが、会社員時代は「愛社精神」の捉え方の違いに戸惑うこともありました。また機会があれば書いてみるつもりです。
ちなみに、愛社精神自体を否定するつもりは全くありません。
経営者と従業員が会社に対して同じような思い入れを持つことができるのであれば、それほど理想的な会社はないでしょう。
とは言え、実際のところ、そこがかなり難しい問題なのでしょうね。
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【編集後記】
PCで仕事をしているとき、メールが来るとついつい開いてしまって、それまでやっていた業務の効率が悪くなると感じていました(最近とくに)。
新たな試みとして、メールを確認するときだけメールソフトを開くというやり方に変えてみることにしました。
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
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