最寄り駅近くのコンビニで、温かいものとそうでないものを買った場
「袋はお分けしてもよろしいですか?」
マニュアルだとしてもなんとなく悪い気はしない
お店はビニール袋のコストや手間、エコなどを考えると、袋をまとめたいはずですが、その思いが前面に出ていたり、押し付けがましかったら、お客さんから反感を買うでしょう。
おそらくお店には「袋を分けても良いか?」と確認するようなマニュアルがあるのではないかと思います。
あるいは、
よくよく考えると微妙な表現ではありますが、嫌な気分にはならないのが不思議です。
なぜ悪い気がしないのか
多くの人の感覚としては、
・なにも考えなければ、温度が異なるものは袋を分けてもらったほうが良い。
・ただし、エコなどを考えれば1つの袋でも良い(そのほうが環境に優しい)。
といった感じではないでしょうか。
そうすると、袋を分けてほしいと思っても、環境に優しくない気がするから言いにくいという感情を持つことになりかねません。
「袋を分けても良いか?」という問いかけによって、どちらの考えの人も気まずい思いをしなくて済むにようになっているように感じています。
*袋を分けてほしい場合・・・お店の人が「分けてもいいか?」と聞いてきているのだから、
それを否定せずにそのまま「はい、お願いします」と言えば
済むので、あまり気が咎めない。
*袋を分ける必要がない場合・・・「分けてもいいか?」という問いかけを否定して
「いいえ、1つの袋で結構です」と言わなければならない
が、環境に良いことをしているので気が咎めない。
まああくまでも個人的な感覚に過ぎませんが、どうなのでしょうか?
違う表現をした場合の印象
ちなみに違う表現の仕方を考えてみると
・温かいものとそれ以外のもの、同じ袋でもよろしいですか?
・温かいものとそれ以外のもの、分けたほうがよろしいですか?
・温かいものとそれ以外のものを分けますか?
といった言葉になるでしょうか。
3番目であれば、すっきりしていて、かつ「はい、お願いします」と言いやすいですが、上の2つは押し付けの強さや意志を感じて少し嫌な印象です。
「袋は一緒でいいですか?」的な発言をしていないか?
コンビニのケースは非常に分かりやすいですが、普段のビジネスの場では、なかなか気付きにくいことも多いと思います。
もしかすると無意識のうちに「袋は一緒でいいですか?」的な発言をしてしまっているかもしれません。
ビジネスの場面であれそれ以外であれ、自分が普段使っている何気ない言葉が
・いつの間にか押し付けがましくなっていないか?
・相手が答えにくいような聞き方、話し方になっていないか?
をたまには振り返ってみると良いのではないでしょうか。
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【編集後記】
昨日はサッカーのW杯予選の時間帯にゴルフ練習場に行きました。
少しは空いているのではないかと思いましたが、普段とあまり変わらず。
平日夜にゴルフ練習に行く人は、W杯予選くらいでは影響を受けないのかもしれませんね!?
【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら
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