税理士の研修受講記録が送られてきました〜特に何の感想もないのですが〜

所属している税理士会から昨年度(平成28年度)の研修受講記録が送られてきました。

36時間の研修受講義務化を受けて、受講記録を送付することになったようですが、正直、わざわざ送っていただかなくてもいいのですが・・・という感じがしなくもありません。

昨年の研修受講記録

これが今回送付されてきた研修受講記録です。

見にくい写真になってしまいましたが、
・受講した研修が13コマ
・受講時間が53.5時間
となっています。

最低限の36時間はクリアしていますが、多いのか少ないのか、よく分かりません。
というよりも、あまり興味がありません。

実際には、認定は受けられるが申請していない研修をたくさん受講していますし、とはいえ長時間受講することがスゴイことだとも思っていないからです。

当たり前ですが、あくまでも中身が問題なのであって、時間だけでは効果をはかることはできませんので。

36時間の研修受講義務化

以前にも書いたように、税理士には年間36時間の研修受講が義務付けられています。

「研修を受けない税理士」と「受けたくても魅力的な研修が・・・」という問題点とこれからも意識していくこと
税理士登録していると、所属している税理士会から会報が毎月届きます。 その中でかなりの頻繁に登場するのが「研修受講義務に対応してください」と...

専門家として、「専門知識を仕入れること」「最新の情報にアップデートすること」は必須です。
ですので「あえて時間を決める必要があるの?」なんて思っていましたが、そうせざるを得なかった事情があるのかもしれません。

繰り返しになりますが、大切なのは中身であり、例えば業務範囲外の分野の研修で目標時間をクリアしても意味があるのか、顧問先の役に立てるのか、は微妙なところかと。

平成30年度からは受講時間の情報が公表されることに

平成30年度(平成30年4月〜)から受講時間などの情報が公表されることになっています。

普段「先生」などと呼ばれている(私は「先生」と呼ばれるのをできる限り拒否していますが)人が、定められた最低限の時間もクリアできないと、ちょっと恥ずかしいかもしれませんね。

・興味がある講座が少ない。
・受講する時間が取れない。
・情報の仕入れは他の方法で十分と思っている。
など、いろいろな事情があったとしても、みな同じ条件ですしWEBでも見ることができるので、あまり理由にはならないかもしれません。

・「あまりにも受講時間が少ないと恥ずかしい」という心理が働き、受講時間が増えるのか?
・とりあえず形式的にクリアしてさえいれば良い!という考え方で、時間数のクリアだけが目的になってしまうのか?

ちなみに、平成30年度分の実績は平成31年10月に公表されるようですので、まだだいぶ先になりますね。

税理士に義務付けられている研修受講〜サラリーマン税理士でも問題ありません
税理士には年間36時間の研修受講が義務付けられています。 *関東信越税理士会ホームページより 1ヶ月あたり3時間です...

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【編集後記】

昨日、宮里藍選手の引退会見がありましたが、引退の理由は「モチベーションの維持が難しくなったこと」のようです。
一般人にはなかなか理解できないレベルでの悩みだとは思いますが、トップで活躍するには「心・技・体」が高いレベルで揃わないと厳しいんでしょうね。

【昨日の1日1新】
*「1日1新」とは→詳細はこちら

ジムで新しいトレーニング

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